フルモデルチェンジ版・トヨタ新型シエンタでお客さんを乗せて夜のお茶会イベントへ…ルームランプは非LEDだがお客さんからの評判が高い→「LEDだと白くて眩しくて目がチカチカする」

(続き)トヨタ新型シエンタの内装についてもチェック

ルームランプが非LEDなのは高評価

続いてはトヨタ新型シエンタのインテリア。

ちょっと意外だったのは、今回最も気に入っていたのがルームランプの明るさについて。

新型シエンタのルームランプは、フロントを除いて後席やラゲッジエリアのルームランプは非LEDのバルブ式なんですね。

そのため、ホワイトで明るめではなく、どちらかというとオレンジっぽくも暗めな印象を受けます(写真は加工の関係で明るく見える)。

ここ最近の新型車だと、ルームランプ全体がフルLEDだったり、車のインプレッションなどで「LEDじゃないのはバツ」といった評価もありますが、なかには「非LEDじゃないほうが適度な暗さで目に優しくて良い」という意見もあるようです。

今回後席に乗って頂いたお客さんによれば「最近の車はLEDばかりで眩しいですが、この車の車内は暗めで眩し過ぎないので良いですね。優しく迎え入れてくれるようで…」と予想外なところで高く評価されていて、「何でもかんでもLEDにした方が良いワケじゃないんだなぁ」と思ったところ。

なかにはLEDルームランプでも眩し過ぎないように輝度調整されているものもあり、適度な明るさと白さを提供するものもありますから(特にホンダ・ヴェゼルのルームランプは適度な明るさだった)、全てのモデルが「LED=眩しすぎる」というわけではありません。


ファブリックシートの座り心地は適度な柔らかさで滑りにくい

続いて車内のシート表皮について。

新型シエンタでは、全グレード共通にてファブリックシートが標準装備で、メーカーオプションでは合成皮革&ファブリックのコンビシートや本革シートの設定はありません。

ファブリックシートだと少しチープな印象を持ってしまいがちですが、最近の新型車のファブリックの手触りや柔らかさも向上していて、何よりも滑りにくくなっているのもグッドポイント。

今回後席に座られた茶道のお客さんも、着物を着ていて動きが制限されている分、シートが滑ったりして体勢が崩れてしまうと良くないため、ファブリックシートのような滑りにくい素材は楽なのだそう。

あと今回はオール下道での移動だったため、ロードノイズが目立つということは無く、EV走行メインで走っていたこともあり非常に静か。

お客さんも「この車ってコンパクトなのにとても静かですね。我が家のクルマも静かだけどサイズが大きいので狭い道とかは大変で…」とのこと。

ちなみにそのお客さんが普段乗っている車はBMW X7で、その他にも4台ほど所有していて全てシャッター付ガレージに停めているそうです(さすがに具体的な車種まで聞かなかった)。

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