フルモデルチェンジ版・レクサス新型LX600納車後のちょっとした不満!「新型NX同様に置くだけ充電が中々にポンコツ」「ブレーキレスポンスは少し遅め?」等

普段使いや中距離移動時だと色々と気になるところも

さてさて、2022年8月に納車されたレクサスのフルモデルチェンジ版・新型LX600ベースグレード・3列7人乗り[4WD]ですが、今回は納車後のちょっと気になるポイントや不満ポイントを見ていきたいと思います。

アグレッシブな見た目と存在感、重厚感など、やはりレクサスのフラッグシップSUVということもあって、他を一切寄せ付けないオーラがあることは確かで満足度は非常に高いのですが、その一方で細々としたところで不満に感じてくるところも出てきたり。

車種は違えど、別に所有する新型NX350h F SPORT[2WD]ともどのように異なるのか?などもチェックしていきたいと思います。


新型LX600/NX共に置くだけ充電は中々に使えない

まずは新型LX600の置くだけ充電(ワイヤレス充電器)の使い勝手について。

これは新型NXでも同様のことが云えるのですが、Qi(チー)対応のスマートフォンにて充電しても、ちょっとした”ズレ”で充電しなくなることがあります。

仕事用としてiPhone13を使用しているのですが、停車状態で「置くだけ充電」のスペースに置くと普通に充電はするものの、走行中にちょっとした揺れなどでスマホが動いたり、置くだけ充電の隣にあるカップホルダーの飲み物をとり、少しだけスマホに当たるような場面があっても充電しなくなるようなことが多々あるため、この点は中々のポンコツ仕様。

まだLX600の場合は、スマホと置くだけ充電エリアの外側フレームとのクリアランスが小さめなので、ほんのちょっとしたズレであっても充電は継続されるのですが、NXの場合だと充電可能なエリアとそうでないエリアのクリアランスが大きく、しかも充電可能な面積が小さいからなのか、ほんのちょっとしたズレで充電ができなくなってしまうため、かなりストレスに感じてしまう所です。

スマホカバーの材質や厚みで充電しない可能性も?

特にスマホカバーを装着する場合だと、カバー材質もしくは厚みによっては置くだけ充電非対応になるものもあるので、この点は注意してほしいところです(置くだけ充電が使えなかったらUSBケーブルでの充電に切り替えるしかない)。

新型LXのブレーキレスポンスは少し遅め?

続いては新型LX600のブレーキングについて。

比較すべき車種が異なるのであまり参考にならないかもしれないのですが、別で所有する新型NX350h F SPORT[2WD]のブレーキング性能と比較すると、最初の踏み込み時によるブレーキのレスポンスはLX600の方が遅く、ある程度踏み込んでいかないと減速していかない印象。

車体サイズや重量などが異なるので比較対象にならないとは思うのですが、それだけ気持ち多めに踏むようにするか、事前にパドルシフトでしっかりと減速していった方が良いのかもしれません。

これはあくまでも参考までにですが、直近で納車されたホンダ新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FL5)だと、フロント4ポッド対向ブレーキでリヤは片押しブレーキになるものの、やはりハードコアスポーツモデルということもあって踏み始めで”ググッ”とブレーキが効き始めるため、レスポンスはかなり良いところ。

特にタイプRに乗った直後にLX600を運転してブレーキすると、踏み込み量があまりにも違い過ぎるので感覚がちょっと狂ってしまいそう。

なかなかそういったシチュエーションに遭遇することは少ないかと思いますが、それだけLX600のブレーキングはマイルドな印象を受けます。

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