フルモデルチェンジ版・レクサス新型LX600納車後のちょっとした不満!「新型NX同様に置くだけ充電が中々にポンコツ」「ブレーキレスポンスは少し遅め?」等

(続き)レクサス新型LX600の気になるポイントをチェックしていこう

レーダークルーズコントロールのブレーキングはちょっと課題アリ?

先程のブレーキングに続きますが、レクサス新型LX600の予防安全装備となるレーダークルーズコントロール作動時のブレーキレスポンスも少し遅め。

これはミリ波レーダーと単眼カメラを使って先行車を認識し、車速に応じた車間距離を保つことで追従走行を支援する機能なのですが、これも新型NXと比べると、ブレーキの効きはじめ含め、体感的にちょっと反応は遅め。

特にNXに乗った直後が顕著で、同じ速度で同じ車間距離を調整した上で高速巡航すると、前車との車間距離の取り方もちょっと異なるようです。

もしかすると、そのときの走行条件でブレーキングの内容が異なるのかもしれないのですが、NXの場合だと前車との車間距離が近くなると、ポンピングブレーキのような感覚で車間距離を一定に保つ一方、LX600は距離がある程度近づいたところで一気にブレーキしているような感覚(メーター上のブレーキランプアニメーションでブレーキの仕方が見えるので…)。

そのため、安心してブレーキ操作を任せられるのはNXの方なのですが、LX600の方は車体が大きいからなのかはわからないものの、クルーズコントロールのブレーキに関しては少し不安が残るのが正直なところです。


パドルシフトでのシフトダウン時のブレーキングはなぜか強め

今回は素人ながらに”やたら”ブレーキ関係のレビューばかりで大変恐縮なのですが、フットブレーキのレスポンスに課題を感じる一方で、パドルシフトでのシフトダウン&エンブレはかなり強力で、特に3速→2速にシフトダウンするときのエンブレの効き出しは、慣性力を受けて姿勢が少し前に出る程。

フットブレーキとのギャップが大きいのはちょっと意外でしたが、これに慣れてしまえば使い勝手はかなり良いと思うものの、納車されたて&使い始めのときはブレーキが結構強めなのでちょっと注意した方が良さそう。

特にそのあとの2速→1速にシフトダウンしたときのエンブレも急減速で中々に強烈なので、ハイブリッドモデルの減速セレクターに慣れている方はちょっと注意が必要です。

レクサス新型LX600関連記事