フルモデルチェンジ版・トヨタ新型シエンタが納車されて1か月が経過。満足&不満に思うところなど、私はシエンタに対して素直にこう思っている

2022-12-09

(続き)トヨタ新型シエンタが納車されて1ヶ月経過しての素直な感想

ディスプレイオーディオはとにかくポンコツ

これは以前からお伝えしている通りですが、とにかくトヨタ新型シエンタのディスプレイオーディオがポンコツだということ。

既に販売されている新型ノア/ヴォクシー、レクサス新型NXなど、ユーザーからの要望・意見などがフィードバックされたアップデート内容が、以下の項目の通りシエンタのディスプレイオーディオには一切反映されていないんですね。

◇ブラックアウトを頻繁的に繰り返す(USBでの音楽再生時)

◇ナビゲーション機能がアップデート前のノア/ヴォクシーと同じ

◇目的地履歴の削除方法が分かりづらい

◇行先指定の際のお気に入り登録が無い

◇ナビゲーションでの「道順」や「周辺の駐車場を探す」項目が無い

◇ナビゲーションのルートオプション(他のルート)で「一般道優先」「時間優先」項目が無い 等

しかもトヨタディーラーからの情報によると、メーカーからは2022年11月中旬頃にはOTAアップデートが配信されるため、自身でアップデートすることが可能とのことでしたが、2022年11月中旬頃になって「2022年11月に配信されるわからない」と云われる事態に。

具体的にアップデートされる内容も明らかになっておらず、新型ノア/ヴォクシーやレクサスNXのフィードバック情報が反映されるのかも明らかになっていませんが、ディスプレイオーディオ以外の完成度がとても高いだけに、こればかりは本当に残念に思うところです。


購入総額 約350万円は高い?それとも安い?

最後はやはり金額面。

私が購入したハイブリッドZ・2列5人乗り[2WD]は、総支払額にして約350万円とエントリーコンパクトミニバンとしては決して安価ではなく、どちらかという「高過ぎじゃね?」と思う所。

おそらくCセグメントSUVやコンパクトセダンなど、様々な選択肢が多くなるであろう価格帯だと思いますが、まだ1ヶ月と所有期間は短いものの、以下の項目で満足していることを考えると、意外と金額以上の満足度があるのかも…と思えたり。

◇満タン法で1,000km走れるほどの低燃費性能

◇乗り物酔いし易い子供でも助手席や後席に乗っても酔わないマイルドな乗り心地

◇グレーチングやちょっとした段差でも、ミドルサイズミニバンの新型ノア/ヴォクシーよりもねじれ剛性が高い

◇子供受けしやすいデザインで、習い事の送迎時にも他の子供から大人気

◇実は重心位置が低く、ロールもしにくい

以上が、新型シエンタが納車されて1ヶ月経過しての率直な感想となりますが、総じて満足度は高く、今後も近場乗りから街乗り、子供の習い事の送迎、そして毎月の長距離移動など、幅広く活躍できるこのモデルを大事にしていきたいと思います。

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