【国産乗用車&軽自動車編】2022年11月度の新車販売台数ランキングを公開!トヨタ新型シエンタ/ヤリス/カローラの強力勢に対して日産ノートが2位!軽自動車はN-BOXに次いで新型タントが2位に!

2022年11月度の普通乗用車ランキングは、相変わらずトヨタ勢が上位をキープしている状態に

続いては、一般社団法人日本自動車販売協会連合会より毎月発表される各月登録新車販売台数ランキングを見ていきましょう。

今回は2022年11月度の乗用車・新車販売台数ランキングで、全体的に販売・登録台数は増加傾向にあり、特にトヨタの各車種の販売台数の伸びが少し大きくなってきました。

まだまだ本調子とまではいかないものの、2023年1月~3月はトヨタも海外向けから国内向けに大幅な増産を計画しているとのことで、その理由も2023年3月の決算期に向けての生産調整だと思われますが、ここから今後どれだけ販売・登録台数を伸ばしていくのか非常に気になるところです。


2022年11月度の普通乗用車・新車販売台数ランキングを見ていこう

早速、2022年11月度の(乗用車)新車販売台数ランキングは以下の通り。

【2022年11月度の登録新車販売台数ベスト50】

  1. トヨタ・ヤリスシリーズ:12,944台
  2. 日産・ノート:10,973台
  3. トヨタ・カローラシリーズ:10,178台
  4. トヨタ・シエンタ:10,167台
  5. トヨタ・アクア:8,808台
  6. トヨタ・ルーミー:8,390台
  7. ホンダ・ヴェゼル:5,653台
  8. トヨタ・ライズ:5,589台
  9. ホンダ・フィット:5,471台
  10. トヨタ・アルファード:5,358台
  11. ホンダ・ステップワゴン:5,327台
  12. ホンダ・フリード:5,118台
  13. トヨタ・ノア:5,080台
  14. トヨタ・ヴォクシー:4,954台
  15. スズキ・ソリオ:4,329台
  16. 日産・セレナ:3,648台
  17. トヨタ・ランドクルーザーW:3,011台
  18. トヨタ・プリウス:2,961台
  19. トヨタ・パッソ:2,764台
  20. スバル・フォレスター:2,417台
  21. ホンダ・ZR-V:2,357台
  22. スバル・インプレッサ:2,257台
  23. トヨタ・RAV4:2,193台
  24. トヨタ・クラウン:2,062台
  25. スズキ・ジムニーW:2,036台
  26. ダイハツ・ロッキー:1,946台
  27. 日産・エクストレイル:1,928台
  28. スズキ・スイフト:1,814台
  29. トヨタ・ハリアー:1,809台
  30. マツダ・MAZDA2:1,668台
  31. 三菱・デリカD:5:1,604台
  32. マツダ・CX-5:1,520台
  33. マツダ・CX-60:1,405台
  34. マツダ・CX-30:1,306台
  35. ダイハツ・トール:1,269台
  36. ホンダ・シビック:1,146台
  37. スズキ・クロスビー:1,141台
  38. マツダ・MAZDA3:1,105台
  39. スバル・レヴォーグ:1,049台
  40. 日産・キックス:1,010台
  41. マツダ・CX-3:896台
  42. 日産・マーチ:884台
  43. トヨタ・ハイエースW:835台
  44. 三菱・アウトランダー:822台
  45. 日産・リーフ:736台
  46. スバル・レガシィ:678台
  47. トヨタ・C-HR:665台
  48. レクサス・NX350h:665台
  49. トヨタ・86:581台
  50. ホンダ・シャトル:475台

ランキングは上の通りとなります。

まず一番最初に注目したいのは上位4車種で、何れも大台の1万台を突破していますが、唯一前年比割れしているのがトヨタ・カローラシリーズ。

トヨタ新型シエンタも、発売直後から多くのバックオーダーを抱えているとのことで、今回の販売・登録台数を見る限り安定して生産出来ているようにも見えますが、よくよく考えてみると2023年4月以降に本格的に生産できるモデルも控えていることを考えると、まだまだここから台数が伸びる可能性は高そうですね。

そしてトヨタ3強に対抗してきたのが、2位にランクインした日産の新型ノートシリーズで、2022年10月度の6位から一気にランクアップしてきました。

ホンダの主要モデルも上位にランクイン!

この他の順位も見ていくと、何かと長納期問題で話題となっているホンダ新型ヴェゼルが7位にランクインし、加えてマイナーチェンジ版・ホンダ新型フィット4も販売台数を伸ばして9位にランクイン。

トヨタ・アルファードの生産がようやく回復?

そしてちょっと意外だったのが、こちらも何かと長納期で話題となっているトヨタ・アルファードが、今回のランキングではミニバンカテゴリーで1位となる5,358台を記録(全体では10位)。

おそらく生産自体は順調に進んでいるのだと思われ、当初のスケジュール通り、2023年5月以降の次期型への生産移行も可能になるかもしれませんね。

一方で新型ノア/ヴォクシーは、それぞれ5,080台/13位、4,954台/14位となかなか上位にランクインできず、そして競合のホンダ新型ステップワゴンは、アルファードに続く5,327台で11位にランクインしています。

まだ正式に発売されていないホンダ新型ZR-Vが21位?

そして今回のランキングで最もユニークだったのは、2022年11月に発表はしたものの、発売時期は2023年4月21日を予定しているホンダ新型ZR-Vが2,357台を売り上げ21位にランクインしていること。

おそらくこれらの台数全てが、ホンダディーラーの試乗車・展示車といったデモカー枠分だと考えられますが、このデモカー枠分だけで21位にランクインできるというのもユニークだと思います。

あとは一部改良版・新型ハリアーの販売・登録台数がなかなか本調子とならず1,809台/29位。

そしてまだまだ長納期化しているレクサス新型NX350hが665台/47位となっていますが、2023年1月~3月は、トヨタの国内市場向けモデルが一気に増産対象になるとのことで、これもおそらく2023年3月の決算期に向けた生産調整だと考えられます。

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Reference:一般社団法人全国軽自動車協会連合会一般社団法人日本自動車販売協会連合会