スズキ新型ジムニーシエラにターボチャージャーを搭載してトラック化(ジムトラ)!更に海外仕様のサムライからインスピレーションを受けた一台で、世界限定22台のみ販売へ

スズキ・ジムニーネクストなら、オフロードでの走破性もかなり高そうだ

引き続き、スズキ・ジムニーネクストを見ていきましょう。

先程の通り、最低地上高がアップしたことも影響してアプローチアングル/ブレイクオーバーアングル/デパーチャーアングルは、それぞれ51°/38°/60°となり、標準モデルの37°/28°/49° から大幅に角度が大きくなりオフロードでのダイナミックな走りが可能となります。

そして足回りにおいては、ディファレンシャルプロテクターや頑丈なシャフト、取外し可能なアンチロールバーが追加されるなど、従来のジムニーよりも更に安心してオフロードでの走破性を堪能できるとのこと。

細部のデザインにおいては、リヤセクションあたりから切り取られたルーフ以外はオリジナルのボディワークを採用していて、 シートメタルはOEMスタイルのエクステリアを採用。

更に溶接されたリアベッドは、耐衝撃性と耐紫外線性を備えたABS/ASAプラスチックコンパウンドで作られてい、 剛性を高めるためにシートの後ろに内部構造用ロールバーを追加し、それをリアバルクヘッドやフロア、ラダーフレームに接続。

そしてエクステリアパーツには、シュノーケルやウインチ、マッドフラップ、LEDバー、ステッカー、ボンネットネット、スティーリー、ビードロックスタイルリムを含む15インチアルミホイールデザインを全て装備するなど、その装備内容はかなり充実しています。


2シーターモデルがベースになっているのは、排ガス規制が緩和されている商用モデルを活用しているため

むき出しの荷室については、従来のピックアップトラックに比べて小さいものの、厳しい排ガス規制をクリアするため、欧州とイギリスにてラインナップされている2シーターのジムニーをベースにしているとのこと。

続いて内装についてですが、レザーとアルカンターラに張り替えられ、ヘッドレストにはゴールドの王冠エンブレムの刺繍が追加され、背もたれ部分にはイタリアントリコローレとNEXTの刺繍付。

あとはアルミプレートやダッシュボードには女王の小さなフィギュアが取り付けられるなど、ちょっとしたカスタムポイントもいくつかあるようです。。

そして気になるパワートレインですが、排気量1.5L 直列4気筒エンジンをベースに、Garrett T25タービンやマニホールド、インジェクター、インタークーラーで構成されるターボキットが搭載されているため、最高出力172ps(+64ps)/最大トルク270Nm(+132Nm)と中々にパワフル&トルクフル。

トランスミッションは5速MTのみ、駆動方式は四輪駆動[4WD]のみとなっています。

最後に、今回のカスタマイズモデルとなるジムニーネクストですが、ベースとなる車両と全ての改造費用をあわせて62,222ユーロ(日本円に換算して約896万円)での販売となっているそうです。

スズキ関連記事

Reference:CARSCOOPS