フルモデルチェンジ版・トヨタ新型シエンタ/ノア/ヴォクシー/クラウンなどのOTAアップデートその後の不具合。「お気に入り登録先が消えた」「音声対話サービスが対話になってない」等

トヨタのディスプレイオーディオOTAアップデート後の具体的な不具合・症状とは?

お気に入り/自宅のリセットは全てのディスプレイオーディオにて発生しているわけではない?

今回の不具合報告では、上の画像の通り「お気に入り登録」した地点がOTAアップデートで消去・リセットされてしまうという問題が起きているようですが、私が所有する新型シエンタ/ヴォクシーではそういった不具合は起きていなかったため、必ずしもすべてのディスプレイオーディオにて発生しているというわけでもなさそう。

とは言え、自宅登録も含めてですが、今後家族旅行などで行こうと思っていたお気に入り地点がリストから削除されると、何度も目的地設定するのも面倒ですし、だからといって履歴から探すのもちょっと面倒だと思いますから、そういったときのお気に入りはとても便利だと思います。


ディスプレイオーディオのブラックアウトは未だ改善されず

もう一つディスプレイオーディオの不具合で気になっているのがブラックアウト。

突然画面が真っ暗になってしまい、強制的に再起動するというものですが、これについても私のシエンタ/ヴォクシーでもOTAアップデート後にも発生しています。

ただ、OTAアップデート前に頻繁的に発生していた「とあるアーティスト」の曲を再生すると必ずブラックアウトするといった問題は解消されていて、すくなからず細かいところの不具合は解消されているのだと考えられます。

音声対話サービスもまだまだ課題多め

そしてもう一つは音声対話サービス。

いわゆる音楽再生や目的地設定、エアコンON/OFFの操作を自身の声で操作するというものですが、相変わらずレスポンスとしては宜しくなく、特にアーティストの認識はポンコツレベル。

「〇〇(アーティスト)の〇〇(曲名)をかけて」と発しても、「認識できませんでした」「もう少し超えのトーンを上げてお話ください」との返事が来たり、全く的外れな曲が再生されることも。

特にGReeeeNの曲をリクエストすることは難しく、「グリーンの曲をかけて」と発すると、流れる曲が「浜崎あゆみのGREEN」だったりするため、音声だけでは認識が難しいアーティストや曲名になると、曲名だけを発するなどの工夫が必要なのかもしれません。

もちろん、曲名だけを発すれば、その曲が終わったあとは全アーティストの五十音順の曲名が流れる仕組みになっているため、一つのアーティストだけを聴くとなると、結果的にディスプレイオーディオにてタッチ操作しなければならないので面倒。

以上が、ディスプレイオーディオOTAアップデート後に報告されている不具合・バグになりますが、今後も多くの不具合が発見される可能性がありますし、今後メーカーでは発見されたバグを修正し、再度デバッグする作業が行われるのだと思いますが、これも全ての車種に全く同じ修正を施しても完全に直るわけではないですし、車種特有のバグも発生することを考えると気の遠くなるような作業になると思うんですね。

今後の改善、使い勝手の向上に期待したいところですし、当ブログにも多数の不具合報告がありましたら、その都度情報を共有できればと思います。

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