ホンダ新型N-ONEやメルセデスベンツGLEクラス、アウディQ8にリコール!更にロールスロイス・ドーンは「たった1台のみ」排ガス基準値を超える恐れがあるとしてリコール
最悪の場合、走行不能となる恐れアリ
続いて、アウディQ7/Q8などの4車種・計1,568台にリコール。
不具合内容としては、燃料タンク内に組み付けられている燃料供給ユニットにおいて、内部部品の強度が不足しているため、燃圧変動により、当該部品が走行中に破損することがあるとのこと。
破損した部品によりユニット内のゴムシールが損傷し、エンジンへの燃料供給圧力が低下することにより警告灯が点灯するおそれがあり、ゴムシールの損傷の程度によっては、エンジンの出力低下や、最悪の場合、走行不能となるおそれがあるとしてリコールを届け出ています。
対象モデルをチェックしていこう!
気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故や不具合は起きておらず、本国からの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数][Q7 55Tqエアサス]
・3AA-4MDCBA/WAUZZZ4M0LD020791~WAUZZZ4MXMD018578/令和2年7月16日~令和3年3月11日/269台[Q7 55Tq]
・3AA-4MDCBS/WAUZZZ4M0LD020824~WAUZZZ4MXMD013820/令和2年7月16日~令和3年3月11日/24台[Q8 55Tqエアサス]
・3AA-F1DCBA/WAUZZZF10MD012596~WAUZZZF1XMD025971/令和3年1月9日~令和3年5月8日/137台・AAA-F1DCBA/WAUZZZF10KD042680~WAUZZZF1XLD023555/令和元年5月31日~令和2年7月28日/1,136台
[Q8 55Tq]
・3AA-F1DCBS/WAUZZZF15MD014649/令和3年1月15日/1台・AAA-F1DCBS/WAUZZZF15LD000443/令和元年9月19日/1台
改善措置としては、全車両、燃料供給ユニットを対策品と交換するリコール作業を実施するとのことです。
対象台数は僅か1台のみ!排ガスが基準値を超える恐れアリ
最後は、ロールスロイス・ドーンの1車種・計1台のみにリコール。
不具合内容としては、インジェクターにおいて、製造時の溶接工程に不備があったため、インジェクターの弁が完全に閉じないものがあるとのこと。
そのため、燃料過多となり、最悪の場合、適切に燃焼が行われなくエンジンの振動が大きくなり、排出ガスが基準値を超える恐れがあるとしてリコールを届け出ています。
対象モデルをチェックしていこう!
気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故は起きていないものの、1件の不具合が報告されており、イギリス本社からの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数][ドーン]
・7BA-665C/SCAXZ8103NU210861/令和3年12月10日/1台
改善措置としては、対象車両のインジェクターをOBD診断にかけ、燃料圧力と失火のテストを実実施し、基準に満たないインジェクターを対策品に交換するリコール作業を実施するとのことです。