【悲報】日産アリアの生産計画が30%下回り、更に納期遅れが生じるとの報道。新型エクストレイル(T33)やキックスも受注一旦停止以降、かなり厳しい状況に

主要モデルの日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)とキックスe-POWERも受注一旦停止中だが?

日産アリアの生産稼働率低迷に加え、他に心配なのが新型エクストレイルe-POWER(New X-Trail  e-POWER, T33)と新型キックスe-POWER(New Kicks e-POWER)の受注停止&納期遅延。

これらのモデルについては、前回のブログでもお伝えの通り、グレードやオプションの組合せ次第では半年以上の納期遅延が発生していることをお伝えしましたが、2023年3月に入っても特に大きな変化は無いとのこと。

ちなみにエクストレイル(T33)は2022年10月末、キックスは2023年1月10日に受注一旦停止の公式アナウンスが入っていますが、エクストレイルが2023年7月頃に受注再開になる?との噂が浮上しているそうです。

残念ながら私がいつもお世話になっている日産ディーラーでは、そのような受注再開の話は来ておらず、上位グレードGや中間グレードXに関係なく納車も全く進んでいないとのことで「果たしてこの状況で受注再開しても大丈夫なのか?」という疑問もあったり。


キックスもほとんど納車が進んでいない模様

そしてこちらも納期遅延でほとんど納車が進んでいないビッグマイナーチェンジ版・新型キックスe-POWER。

一般社団法人日本自動車販売協会連合会より、本モデルの2022年1月度~12月度と、2023年1月度~2月度の新車販売・登録ランキングを見てみると以下の通り。

◇2022年1月度~2月度:18,697台(28位)

◇2023年1月度:788台(46位)

◇2023年2月度:1,120台(42位)

2022年は、月平均で販売・登録台数1,558台に対し、2023年1月度~2月度は、2022年の平均台数を大きく下回る傾向に。

現時点では納期短縮に関する話はなく、受注再開の目途も立っていないとのことですから、2022年7月にビッグマイナーチェンジ版として発表・発売された日から1年は様子見になると予想されますし、ノート(New Note)/ノートオーラ(New Note Aura)/サクラ(New SAKURA)/リーフ(New Leaf)同様に値上げする可能性は十分に高いと考えられます。

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Reference:Reuter