【悲報】ビッグマイナーチェンジ版・日産の新型フェアレディZ(RZ34)の初回生産時期が遅延傾向に…2回目生産枠の納期は未だ不明。一方で中古車サイトでは「22台」販売中

日産の新型フェアレディZ NISMO(RZ34)が発表されるとして、発売時期は2025年以降、もしくは基準車の生産が落ち着いてからが無難?

先程の続きになりますが、このタイミングで日産の新型フェアレディZ NISMOを発表・発売することは決して得策ではないため、あくまでも2024年1月はワールドプレミアに留まり、具体的な市販車の発売時期は「更に1年後以降…もしくは基準車の生産が落ち着いてから」といった計画になるのではないかと推測。

この時代に、ノンハイブリッドのV6ツインターボ搭載の2ドアスポーツカーを発売してくれるだけでもありがたい話ですが、おそらく騒音規制や排ガス規制などの絡みから、現在受注停止中の新型フェアレディZ(RZ34)も更なる法規制対応と、材料費高騰並びに物流高騰の影響を受け、価格改訂(値上げ)も予想されますし、NISMOもかなり高額になることは想像に難しくないと思います。


台数の少ない特別なモデルほど、開発費をペイするために値上げ幅が大きくなることは避けられない

その一つの例として、2024年モデルの一部改良版・新型GT-R R35が挙げられ、法規制対応でも一切スペックを変えず、専用のフロント・リヤバンパーや特別なリヤウィング、国内市場専用の新開発チタンマフラーをインストールするなど、これにより値上げ幅は約250万円~約550万円とスーパーカーレベル。

新型フェアレディZ(RZ34)も、現在の車両本体価格から更に+200万円以上の値上げとなる可能性は低いにしても、納期含めてより手に入りにくい個体になることは間違いなく、まだまだ我慢の日々は続くことになりそう。

新型フェアレディZ(RZ34)の中古車も20台以上に

一方で早期的に納車された基準車や、特別仕様車Proto Spec含めて、大手中古車サイト・カーセンサーでは「22台」もの個体が販売中。
※2023年3月25日時点

これまで1,000万円以上の相場が当たり前だったフェアレディZ(RZ34)の中古車両も、気が付けば最安値はダークメタルグレーのモノトーンでベースグレードの680万円(税込み)。

この他にも、イカズチイエロー×スーパーブラックルーフ2トーンのversion Sで772万円(税込み)~となっていますから、少しずつフェアレディZの相場も落ち着いてきたように感じられますね(それでも1,000万円以上の個体は多いですが…)。

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