まさかの台数限定?フルモデルチェンジ版・日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)の価格改定後続報。2トーンカラーの本格的な受注は2024年以降だと…

今か今かと待つユーザーも苦しいが、販売店側もこの状況を乗り切るのは苦難

車両本体価格だけでなく、メーカーオプションの価格帯も見直される日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)。

価格改訂前から予算オーバーすることも十分に考えられますから、これに対応するために値引き・割引き、下取り車が有る場合は下取り額のアップなど、諸々提案することも多くなるでしょうから、販売店側もかなり苦しい状況になりそう。

せっかく魅力的なモデルが販売され、日産としては初めてとなる1.5リッターVCターボ+e-POWER[e-4ORCE]のラインナップにより、競合モデルになるであろうトヨタ・ハリアー(Toyota New Harrier)/RAV4、マツダCX-5、スバル・フォレスター(Subaru Forester)、ホンダZR-Vに対抗できるだけの技術を持ちながらも、受注停止や長納期、そして値上げといったネガティブ要素がどんどん続いてしまうと、その魅力が一人ひとりのオーナーのもとに届かなければ意味がないわけで…。

納期も最低1年といわれていますが、今ある価格改訂前のバックオーダー分を今後1年以内に生産・出荷・納車できるかも微妙なところだと思います。


気が付けば新型エクストレイルも、大手中古車サイトにて「66台」も出品中

一方で中古車市場においては、2023年4月3日時点で新型エクストレイルe-POWER(T33)の販売台数は「66台」にまで増え、最安値でもSグレード[e-4ORCE]で359.9万円、最高値でGグレード[e-4ORCE]で607.8万円ですから、新車価格よりも高額となり、購入したくても購入できない状況が続いてしまうのは何とも歯がゆいところです。

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