ビッグマイナーチェンジ版・日産の新型フェアレディZ(RZ34)での街中走行ってどうなの?発表からもうすぐ1年経過するも、未だ国内登録台数は「1,000台未満」との情報も

国内市場向けの日産の新型フェアレディZ(RZ34)が発表されてもうすぐ1年…国内向け登録台数は未だ1,000台未満?!

最後は、日産の新型フェアレディZ(RZ34)の国内向け生産・登録台数について。

日本抽選限定240台のみとなる特別仕様車Proto Specの詳細と価格帯が発表されたのが、2022年1月の東京オートサロン2022、標準モデルのグレード別価格帯や主要装備が発表されたのが同年4月末でした。

国内向け標準車をベースに考えると、本モデルが発表されてもうすぐ1年が経過しますし、2022年7月末に発売されて9か月近くが経過しました。

そんなフェアレディZ(RZ34)ですが、どうやら2023年4月中旬時点での国内登録台数が1,000台も到達していないとのこと。

ブログ読者でフェアレディZ(RZ34)が2023年4月中旬に納車されたオーナー様からの情報によると、車検証に記載されている車台(登録)番号が1,000番台にも到達しておらず3ケタ台とのことでした。


まさか発売から9か月近くが経過して、国内向けの生産台数が1,000台にも到達していないとは…

私の個体も3ケタ台になりますが、この台数は国内日産ディーラーの試乗車・展示車といったデモカーだけでなく、抽選限定240台のみとなる特別仕様車Proto Spec、そして標準車(ベースグレード/version S/version T/version ST)を含めての台数になるため、未だ日本国内には1,000台未満の台数しかないということに。

しかも、2023年4月20日時点でそのうちの23台が大手中古車サイト・カーセンサーに出品されていることを考えると、初期ロット分などは業販や法人などに多く納車されていた可能性もあるわけで…。

ユーザー向けに生産されている台数は月平均で100台未満…納期は約5年の計算に

前回のブログでもお伝えしましたが、国内カーメディアcarview!の調べでは、2022年8月度~2023年2月度までのユーザー向け登録・販売台数は678台とのことですし(デモカーなども含めたら800台は超えている)、おそらく累計1,000台の登録台数を突破するには2023年夏頃~秋頃にかけてじゃないと突破できないのでは?とも考えたり。

【新型フェアレディZ(RZ34)のユーザー向け登録・販売台数一覧(carview!調べ)

◇2022年8月・・・97台

◇2022年9月・・・57台

◇2022年10月・・・121台

◇2022年11月・・・121台

◇2022年12月・・・121台

◇2023年1月・・・63台

◇2023年2月・・・98台


◇2022年8月~2023年2月の累計登録台数・・・678台

なお日産が抱えているフェアレディZ(RZ34)の全国バックオーダー数は約6,000台なので、月ペースでの登録台数が「96.9台/月」なのに対し、これらの台数を全て捌くのに「約62か月」、すなわち「約5.2年」もかかるということになります。

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