燃費ヤバいな…フルモデルチェンジ版・レクサス新型LX600にて高速道路+下道 約200km走行!V6ツインターボで燃費は「10km/L」以上、不満ポイントも?

2023-05-25

果たして新型LX600の実燃費は?高速道路メインだと無給油でどれぐらい走れそう?

2023年5月に私に納車された、レクサスのフルモデルチェンジ版・新型LX600ベースグレード・3列7人乗り[AWD]。

今回は、片道200kmほどの高速道路+下道移動の速報版ということで、本モデルの実燃費や高速道路にて走らせての気になるポイントや不満・満足しているポイントをいくつか見ていきたいと思います。

納車されてから一度も給油していない状態での片道 約200km走行になるわけですが、果たして高速道路メインでの実燃費はどれぐらいなのか?排気量3.5L V型6気筒ツインターボエンジンを搭載する巨体の乗り味や加速などはどうなのか?も気になる所だと思います。


新型LX600での高速道路走行はかなり快適だが…?

まずは新型LX600での高速道路の乗り心地について。

乗り心地としては、先代LX570と同じようにマイルドで少しフワっとしたような印象ですが、総じて言えるのはコンフォート寄り。

エアサス程のフワフワした乗り心地ではない絶妙なマイルドさですが、道路と道路のつなぎ目を通過する際の突き上げはほとんど無し。

但し、車体が大きく車高も高いこともあり、高速道路の轍(わだち)を通過する際のロール感や揺れは、このクラスの車にしては少し気になるところ。

ステアリングフィールとしては、高速道路だと大口径22インチタイヤアルミホイールを装着する割には軽やかな印象で、比較対象としてはおかしいとは思いますが、ホンダ新型ステップワゴンe:HEVスパーダ・プレミアムライン(Honda New STEPWGN e:HEV SPADA PREMIUM LINE)よりは軽めです。

高速道路でのアダプティブクルーズコントロール[ACC]も快適

高速道路を走行する際は、車通りの少ない大きな道だとアダプティブクルーズコントロール[ACC]をフル活用していましたが、100km/hの高速巡航でも2,000rpm以下で非常に静か。

登坂車線などでも2,000rpmを超えることは無く、1,500rpm~1,800rpmを行き来するほどに低回転域なので、中速域以降からのトルクの太さには驚かされるばかり。

もちろん、追い越しが必要な場面だと2,500rpm~3,000rpm付近までエンジンを回して速度を上げていきますが、そのときの「ブロロロ…!」というサウンドはV型6気筒ツインターボエンジンらしい野太くもトラックのようなサウンドで刺激的。

ただV6サウンドがダイレクトに車内に入り込んでくるわけではなく、少し籠ったような控え目なサウンドのため、車内に人を乗せていても、静粛性の高さのおかげで後席の人と声を張らずに話ができるのはグッドポイントだと思います。

フロントノーズの長さや車体の重さが影響?ACCの車間調整はかなりの余裕が感じられる

ACC設定の高速巡航は想像以上に快適ですが、レベル3段階で調整できる車間距離設定については、最も短いレベル1でも、上の画像ぐらいの距離で速度調整(エンブレによる減速や加速)が入るため、LX600のロングノーズや車体の重さ、そしてブレーキングなどを考慮して遠目に設定されているのだと思われます。

おそらくこれぐらいの距離感であれば、私が別に所有するNX350 F SPORTの場合だとレベル2ぐらいに相当すると思います。

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