燃費ヤバいな…フルモデルチェンジ版・レクサス新型LX600にて高速道路+下道 約200km走行!V6ツインターボで燃費は「10km/L」以上、不満ポイントも?

2023-05-25

(続き)レクサス新型LX600での高速道路+下道インプレッションと実燃費性能は?

引き続き、レクサス新型LX600にて高速道路を走らせてのインプレッションなどをチェックしていきましょう。

相変らず新世代コネクティッドナビはポンコツ仕様

続いて高速道路を走行していての不満ポイントを挙げるとするなれば、上の画像の通り、ジャンクション(JCT)などの分岐で新規ウィンドウが割り込まれる際、その裏に隠れている「到着予想時刻」や「残りの走行距離」「各インターチェンジ(IC)/サービスエリア(SA)/パーキングエリア(PA)」といった情報が隠れてしまうのが残念なところ。

せっかく12.3インチの大型ディスプレイオーディオを搭載しているのですから、上記情報の左側に表示させることも可能だと思いますし、もうちょっとドライバーのことを考えたレイアウトにしてほしいところ。

もちろん、こういった不満は新型LX600に限らず、直近のトヨタ/レクサスの新世代コネクティッドナビを搭載するディスプレイオーディオ全てに言えることです。

ちなみにこちらが、先程のJCTの新規ウィンドウで隠れた到着予想時刻などの情報。

ただその一方で「これはちょっと便利だな」と感じたのは、パーキングエリア(PA)/サービスエリア(SA)の駐車場が満車かどうかのリアルタイム情報を表示してくれること。

この点は非常に親切だと思いますが、ここまでのリアルタイム情報を表示できるのであれば、なぜ各IC/PA/SAの到着予想時刻を表示できないのかは疑問です。

スペアタイヤの空気圧情報も表示してくれるのは便利で安心

この他ちょっと便利だと感じたのは「タイヤの空気圧情報」。

上の画像の通り、フロント・リヤタイヤの空気圧を監視するだけでなく、リヤアンダーに隠れて装着されているスペアタイヤまでタイヤの空気圧が表示されるんですね。

おそらくはパンクなどでタイヤが使えなくなった場合、スペアタイヤの空気圧も正常な状態で、いつでも交換できる体勢を持たせることや安心感を与える意味での表示だと思いますが、こういった機能は意外と有りそうで無かったですし、弟分の新型ランクル300にも設定されているので便利。


新型LX600の実燃費はどれぐらい?

そしてここからは、新型LX600の燃費情報をチェックしていきましょう。

上の画像は、トヨタ/レクサスオーナーズアプリ「MY TOYOTA+/MY LEXUS」にあるマイカーログから抽出した情報になりますが、高速道路9割+下道1割の走行距離214kmに対して平均実燃費は10.7km/Lとかなり優秀。

参考までに、LX600のカタログ燃費は以下の通りとなりますが、カタログ燃費以上なのはここ最近のトヨタ/レクサスではあるあるかもしれません。

◇WLTCモード平均燃費:8.0km/L

◇WLTC市街地モード燃費:5.5km/L

◇WLTC郊外モード燃費:8.3km/L

◇WLTC高速道路モード燃費:9.7km/L

走り方次第では無給油で700km近くは走れる?

そしてこちらが、214km走らせたあとのLX600のメーター情報。

納車後から給油後平均燃費が「9.1km/L」に対して、航続可能距離は162kmとなっていますが、燃料目盛りをチェックする限り残り半分あるため、おそらくは残り300kmほどは走行できると予想。

理論上では、平均燃費9km/Lに対して燃料タンク容量が80Lなので、無給油で720kmは走行可能だとは思うものの、いきなりそこまで攻めた走りはできないので、復路200km走らせて給油すべきかどうかを検討したいところです。

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