ビッグマイナーチェンジ版・日産の新型フェアレディZ(RZ34)が納車されて3か月が経過!不満なところは多々あるけど、そこに「浪漫と不思議な魅力・魔力」があって良き

(続き)日産の新型フェアレディZ(RZ34)の雑感

引き続き、日産の新型フェアレディZ(RZ34)の納車後3か月経過しての雑感をまとめて見ていきましょう。

BOSEサラウンドシステムはそこまで…?

続いて、version STでは標準装備となっているBOSEプレミアムサラウンドシステムですが、こちらは思ったほど重低音(BASS)が響かないという印象。

これは他に所有する新型エクストレイルe-POWER(New X-Trail e-POWER, T33)のBOSEスピーカーに近いシャカシャカとした軽い印象がありますが、フェアレディZ(RZ34)の場合は、BOSEサウンドはサブBGM的な感覚で(決してドライブ時に聞いていて不満に感じるほどではないですし)、エンジンサウンドをメインBGMとして割り切った方が楽なのかもしれません。

ドリフトはしないが、手引き式ハンドブレーキがあると気合が入る

あとはこの手引き式サイドブレーキ。

現代の車に乗っていると、電動パーキングブレーキやオートブレーキホールドに慣れてしまい、「えっ、手引き式?」と思ってしまいがちなのですが、なぜかフェアレディZの場合は、最初のエンジンスタートサウンドでゾクゾクしながら、手引きサイドブレーキを落とす動作で更に気合が入り、「今からフェアレディZを走らせるんだな」と気分を高めさせてくれるんですね(信号待ちのときも。意味もなく手引き式ブレーキを握っては、親指でプッシュ部分を”カチャカチャ”してしまうときがある)。

6速MTについては、既にホンダ新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FL5)を所有しているので、ロングドライブや妻が運転することを考慮してフェアレディZ(RZ34)は9速ATにしていますが、改めて9速ATを購入して良かったと思いますし、手引き式ハンドブレーキがあるだけでもスポーツカーを運転する気持ちにさせてくれるので、敢えて古いと感じる装備を日産が残してくれたことには感謝。


新型フェアレディZ(RZ34)含め、現代のスポーツカーを購入できて本当に良かった

以上が新型フェアレディZ(RZ34)の不満に思いながらも、「フェアレディZ(RZ34)だからこそ許せる」というポイントになりますが、個人的にはこのモデルを購入したことで、たくさんの方との出会いの場をいただきましたし、いつもお世話になっている友人がミニJCWを購入→フェアレディZのイカズチイエロー風にカラーラッピングして2ショット撮影するなど、車の新たな楽しみ方を教えていただいているので「買って良かった」と思う所。

納車されてまだ3ヶ月しか経過していないものの、今後もこの車と共にロングドライブを楽しみたいですし、高速道路では先代ノート・ガソリン並みの低燃費走行を実現できることも明らかになりましたから、一体どこまで走らせることができるのかも、何れ検証できればと思います。

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