フルモデルチェンジ版・日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)が納車されて6か月が経過!相変らずフォグランプレンズの曇り問題が多発している模様

新型エクストレイルe-POWER(T33)の満足度は総じて高いが、細かいところでちょっと気になるところもある

2022年12月に私に納車されて6か月が経過した、日産のフルモデルチェンジ版・新型エクストレイルe-POWER(Nissan New X-Trail e-POWER, T33)Gグレード[2WD]。

走行距離は2,000kmちょっとと少しずつ距離は伸びていて、近日中に往復 約450kmほどの長距離移動を控えているので、今後順調に距離を伸ばしていくことになりそう。

今回は、納車されて半年経過しての気になるポイントやグッドポイントなどをインプレッションしていきたいと思います。

あくまでも個人的に気になっていることがメインで、あとはファミリーカーとして活用したときに、妻や子供がどのように感じているのかを簡単にまとめていきたいと思います。


フロントフォグランプレンズの曇り問題は今のところ何も改善無し

まずは納車初日に発見されたフロントフォグランプレンズの曇り問題ですが、こちらは前回のブログでもお伝えの通り、新型エクストレイルe-POWER(T33)やキックスe-POWER(New Kicks)でも頻繁的に発生しており、2023年6月時点でも特に解決・改善の予定は無いとのこと。

日産の見解としては、特に機能上の問題は無いとのことですが、一方で私がお世話になっている日産ディーラーでは、既に納車されているエクストレイルやキックスオーナーからも同様の報告が多数上がっているとのことで、ディーラー側としてはユーザーからクレームが挙がっている以上は、可能な限りメーカーに対応して頂けるように報告はしているものの、果たして改善の方向に向かうかは不明とのことです。

後席アームレストの使い勝手はそこまで良くない?

続いては、後席アームレストの使い勝手について。

後席については、子供が頻繁的に乗り降りする上に、後席アームレストも使うことが多いのですが、他の車種に比べると「アームレストの開閉・展開がカタ過ぎる(重すぎる?)」そうで、使い勝手としてはそこまで良くないようです。

エクストレイルの場合、上の画像のブラックのベルト部分を引っ張ることで、センターシートを前方に倒し、シート背面に設けられたアームレスト+ドリンクホルダーを活用するタイプになっていますが、その一方でベルトを引っ張ってシートを前方に倒す際に力が必要になり、子供一人だけだと結構大変なのだそう。

ちなみにセンターアームレストを前方に倒すとこんな感じ。

ドリンクホルダーだけでなく、スマホも仮置きできるスペースが設けられているので、こういったところの使い勝手は良いと思うのですが、気軽にアームレストが開閉できないのはちょっと勿体ないところです。

後席ウィンドウのロールサンシェードはカタカタとした異音が聞えにくい

後席続きになりますが、後席ウィンドウ用のロールサンシェードの完成度は結構高め。

手動でのロール式にはなりますが、ウィンドウ枠と干渉しないような設計であることや、サンシェードとウィンドウとのクリアランスが大きく設けられているからなのか、走行中でもサンシェードと他のパーツ部分が接触することなく、「走行中のカタカタ音」がほとんど聞えないのはグッドポイント。

他に所有するレクサス新型LX600やトヨタ新型ヴォクシー(Toyota New Voxy)では、走行中にサンシェードが”カタカタ”と当たるような音が頻繁的に聞こえるので、こいった細かな配慮は日産の素晴らしいところだと思います。

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