えっ、まだ使えるぞ?!フルモデルチェンジ版・日産の新型セレナe-POWERルキシオン(C28)が納車されて1ヶ月以上が経過→プロパイロット2.0(ハンズオフ機能)が使える
(続き)日産の新型セレナe-POWER LUXION(C28)のプロパイロット2.0が使えなくなるタイミング・条件とは?
ここからは、日産の新型セレナe-POWER LUXION(C28)のハンズオフ運転付プロパイロット2.0が使えなくなるタイミング・条件をチェックしていきましょう。
2023年6月上旬時点で、実際に私が運転して色々と検証した結果になるので、もしかすると別の条件でも使用できない可能性もありますから、新たな情報が判明したら追記していきたいと思います。
プロパイロット2.0が使えないタイミング➀:長いトンネル内を走行するとき
まずハンズオフ機能付きのプロパイロット2.0が使えないタイミング・条件➀を見ていきましょう。
上の画像にもある通り、高速道路の長いトンネル内を走行する際には「ハンドルを持ってください。GPS信号を受信できません」と表記され、プロパイロット2.0のブルーカラーから、プロパイロット1.0のグリーンカラーに変更されます。
プロパイロット2.0は、ナビルートと連動してハンズオフ運転が可能になりますが、トンネル内になると高精度な読み取りが難しくなるのだと考えられ、その結果としてこのようにプロパイロット1.0に切り替わっているのだと考えられます。
もちろんトンネルを出れば、しばらくするとグリーンカラーからブルーカラーに変更されるので、再びハンズオフのプロパイロット2.0が使用可能になります。
プロパイロット2.0が使えないタイミング②:ある一定の制限速度を超えた場合
続いては制限速度について。
プロパイロット2.0は、高速道路同一車線走行時に40km/h以上にて初めて使用することが可能になります。
ただ、ナビと連動して高速道路を走行しているからといって必ずしもプロパイロット2.0が使用できるというわけではなく、上限速度に対して「ある一定の速度を超える」と、上の画像の通り「ハンドルを持ってください(車速 作動範囲外)」と表示されます。
これはあくまで、私が実際に運転・検証した結果に過ぎないため、一部誤っている部分もあるかもしれないですが、制限速度に対して「+15km/h」オーバーになると、上の通りプロパイロット1.0しか使えない仕様になっていました。
つまり「速度制限80km/hに対して+15km/hオーバーの95km/hだとプロパイロット2.0使用不可」で、「速度制限80km/hに対して+10km/hオーバーの90km/hはプロパイロット2.0使用可」ということになります。
※制限速度より遅くてもプロパイロット2.0は使用できる(40km/h以上であることが条件)
片側1車線の対面通行となる高速道路でもプロパイロット2.0は使用できなかった
これはあくまでも、片側2車~3車線にて試した結果に過ぎませんが、片側1車線の対面通行だと、プロパイロット2.0そのものが使えないことも確認しているので、おそらくは中央のポールなどと接触することを避けるために、安心・安全をとってドライバーのハンドル操作が優先されているのだと予想されます(この点はかなり優秀であり、日産の技術の良さが出ている)。