トヨタが2023年6月「4回目」となる最新工場出荷目途一覧を更新!新型ランドクルーザー300が販売終了&日本向け撤退し、新型ランクル250に置き換わるとの噂も?

えっ、トヨタ新型ランドクルーザー300が日本撤退?バックオーダー分はどうするの?

そしてもう一つ気になるのが、トヨタのフラッグシップSUVモデルでお馴染みとなる新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)の日本撤退に関する噂。

既にいくつかの国内カーメディアが取り上げていますが、どうやら国内市場向けとして販売されていたランドクルーザー300が日本撤退&国内向け販売を終了し、2023年秋以降に発表・発売予定となっている新型ランドクルーザー250(ランクルプラドの後継)が国内のフラッグシップモデルとして販売される可能性があるとのこと。

なぜこのような奇怪な噂が浮上したのか?

そこで、どうしてこのような話が出ているのか?というと、ランクルプラドのレクサス版となる新型GX500h/GX550が2023年6月に発表され、プラットフォームはランドクルーザー300/LX600と同じTNGA-Fを採用し、パワートレインも排気量2.4L 直列4気筒ターボエンジン+デュアルブーストハイブリッドと、排気量3.5L V型6気筒ツインターボエンジンを搭載するガソリンモデルの2種類登場していることから、ランクル250も同等レベルのパワートレインを準備してくるのではないか?という推測から来ているようです。

ちょっと乱暴な気はするものの、ランクル250が発売されればランクル300はキャンセルが増える恐れも

つまり、ランクル250にV6ツインターボエンジンが搭載される場合、ランクル300との差別化が薄れてしまうことから、日本の公道に適している「少しだけコンパクトなサイズ感になるであろうランクル250」をフラッグシップモデルとし、ランクル300は海外専売車種にすれば良いのでは?という流れから、このような噂にまで発展したのだと予想れます。

ただ、この情報については私がお世話になっているトヨタディーラーにも情報は入っておらず、トヨタ公式ホームページにも掲載されていないため、あくまでも噂程度の情報にはなるものの、仮にこれが事実である場合、バックオーダーとして大量に抱えているランクル300はどうなるのか?という疑問も。


えっ、新型ランドクルーザー300って7万台もバックオーダーを抱えているの?

2022年7月に受注一旦停止となってからもうすぐ1年が経過しようとしているランドクルーザー300ですが、当初このモデルの日本全国のバックオーダー数は約20,000台と云われていましたが、国内自動車情報誌ベストカーさんの報道によると、どうやら7万台のバックオーダーを抱えている?との噂も。

ちなみにこの7万台という根拠は、現在日本全国に238拠点のトヨタ販売店(チャンネル名を保有する法人)があり、単純に月の出荷台数1,000台を238社で割ると、1社あたりの月間割り当てがわずか4.2台。
※2023年4月の月産台数が990台、5月が1,220台、6月が1,890台、7月が1,490台

そして2023年初めの時点で、各社にはまだ平均300台近い未オーダーのランクル300があるといわれていることから、この数が238社にあるならば、単純計算で71,400台近い未オーダー車があるという計算になるとのこと。

果たしてこれだけのバックオーダーを抱えているかは疑問ですが、仮にこれだけの台数を全て捌き切るとなると、単純に毎月1,000台ずつ減らしても70カ月(約6年)を要するため、全て生産完了するのに2028年後半頃という計算になるそうです(納期4年以上とは大きく異なる)。

先述にも挙げた通り、この情報はあくまでも噂程度の内容なので、トヨタがそのような乱暴なことをするとは考えにくいですが、まずは次々新車を発表して長納期化 → 混乱を招くよりも、バックオーダー分を全て捌き切ることに注力してほしいところです。

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Reference:Bestcar