【悲報】フルモデルチェンジ版・トヨタ新型40系アルファード/ヴェルファイアのポンコツナビのアップデートは当面先…ホイールも先代から流用不可能で、ホイールナットもサイズアップ
(続き)まさに先代30系以前のオーナー泣かせ!トヨタ新型アルファード/ヴェルファイアは、先代のアルミホイールやホイールナットは流用できず
そして今回のトヨタ新型アルファード/ヴェルファイアで個人的にとても残念に思ったのが、先代30系以前のアルミホイールはおろか、ホイールナットさえも流用できないということ。
これは前回のブログでもお伝えの通り、PCD(ボルト穴ピッチ直径)が114.3mm → 120mmに拡大されているため、先代以前からタイヤホイールを流用できないという問題があります。
そのため、先代30系以前にて使用していたであろうスタッドレスタイヤホイールはもちろんのこと、アルファード/ヴェルファイア用に装着していたであろう社外ホイールも全く流用できないため、この点は既存アルヴェルオーナー泣かせ。
ちなみにPCDを拡大した理由としては、耐荷重性能を向上させることが目的となっていますが、よりパワフルでトルクフルな新型ヴェルファイアの2.4Lターボモデルのことも考慮してだと予想されます。
カスタム業界でも大きく注目されているモデルなだけに、今後のタイヤホイール選びでも一つの課題になりそうなところですね。
ホイールナットはM12 → M14にサイズアップ
そしてもう一つ残念なお知らせとして、PCD120にアップしたことも影響して、ホイールナットサイズもM12 → M14にサイズアップしているため、これまた先代30系からの流用は不可能。
このナットサイズは、新型ランドクルーザー300(New Land Cruiser 300)やレクサスLSと同じサイズ感となりますが、そのままホイールナットを流用できるかは不明。
これだけナットサイズが大きくなるのであれば、いっそのことハブボルトを採用すべきだったのでは?という意見もあるとは思いますが、bZ4Xやクラウンクロスオーバー(New Crown Crossover)でのトラブルがあったことを考慮すると、トヨタとしては危険性を伴うリスクを抱えるよりも、従来通りのスタンスで安全策をとってきたのではないかと推測しています(しかも新型アルヴェルで失敗は許されない)。
以上が新型アルファード/ヴェルファイアの残念なポイントですが、おそらくユーザー向けに納車された後も新たな問題が多数出てくるかもしれないですが、トヨタが今後どのように対応を進めていくのかも要チェックです。