君ってこんなに燃費凄かったのか…フルモデルチェンジ版・レクサス新型LX600の納車後「2回目」となる給油・燃費記録!航続可能距離が残り「0km」になってから何km走れる?

新型LX600はパフォーマンスや存在感だけでなく、エコや経済面も両立していると思う

2023年5月に私に納車されて2か月が経過した、レクサスのフルモデルチェンジ版・新型LX600ベースグレード・3列7人乗り[4WD]。

今回は、納車後通算「2回目」となる給油・燃費記録をチェックしていきたいと思います。

2023年7月に入ってからは、高速道路での長距離移動が大幅に増え、その中に新型LX600も長距離移動用の対象に含まれているのですが、実際に納車されてみると「思った以上に距離伸びるし、何よりも大きなボディサイズの割に燃費が良い」ということが大きな発見でした。

そして今回の「2回目」となる給油・燃費記録においては、更に燃費が向上して無給油での走行距離も伸びているので、圧倒的な存在感とパフォーマンスを持ちながらも、しっかりと経済的な部分も両立するところは国産車の良きところだと思います。


航続可能距離が残り何kmで給油警告ランプが点灯する?

それではまず、新型LX600の航続可能距離が残り何kmで給油警告ランプが点灯するのかチェックしていきましょう。

まず給油警告ランプが点灯すると同時に、8インチTFT液晶メーターの中央に「給油してください」のポップアップ画面が表示されますが、このポップアップ画面が表示される際は無音のため、常にヘッドアップディスプレイや前方ばかり見ている方は注意が必要です(ホンダや日産は給油警告ランプが点灯すると警告音が鳴る)。

ポップアップ画面を閉じた後、赤四角にて囲まれている航続可能距離を見てみると、残り「19km」で、一番右側の赤矢印にある通り給油警告のアイコンが点灯しているのが確認できます。

ちなみに1回目給油前のときは、航続可能距離が「7km」とかなり少ないときに点灯していましたが、今回は燃費が向上している分、航続距離の減り方が遅かったからなのかは不明ではあるものの、もしかすると燃費によって給油警告ランプの点灯タイミングが異なるのかもしれませんね。

【補足】燃料残量が残り何Lで給油警告ランプが点灯する?

参考までに、レクサスの公式ホームページに掲載されているLX600取扱説明書をチェックしていくと、「燃料の残量が約12L以下になった」場合に、給油警告灯が点灯する仕組みになっています。

仮に今回のように給油後平均燃費9km/Lぐらいを維持していれば、給油警告ランプが点灯していても約108kmは走れるということになりますが…大排気量で重量級の「どこでも走れる」フラッグシップSUVクラスになると、オンロードだけでなくオフロードでも走らせる可能性があるわけですし、そのときの燃費に大きななバラつきが生じることも考えられます。

できるだけガス欠を避けるため、早めに給油ランプが点灯する仕組みになっているのかもしれませんが、LX600の燃料タンクが80Lなので、全体の約15%で給油ランプが点灯するのは、他のモデルと概ね近いところです。

航続可能距離が残り0kmになるまで走らせていこう

給油警告ランプが点灯したので、とりあえず航続可能距離が0kmになるまで走らせていきましょう。

最近のトヨタやレクサスのラインナップモデルの場合、航続可能距離が0kmになると「給油してください」という表示に切り替わるわけですが、なぜか「給油してください」のみフォントサイズが大きいのかは疑問(おそらくドライバーに気付いてほしいためのアピール?)。

先程の航続可能距離19km → 0kmに対し、給油後平均燃費は9.9km/L → 10.0km/Lと僅かに向上していますが、Trip Aメーターが686.5km → 709.4km(+22.9km)となっているため、若干の乖離があるようですね。

ちなみに新型LX600の燃費がこれだけ優れているのは、全体の8割以上が高速道路走行で、ストップ&ゴーがほとんどない高速巡航を継続していたため、自然と平均燃費も10km/L付近を行き来していたのだと思います(下道だと5km/L~8km/Lが平均的なところ)。

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