これがフルモデルチェンジ版・三菱の新型エクリプス?次期ランエボやGTOの次に期待される一台で、まるでFRスポーツカーのようなレイアウトに?

(続き)三菱の新型エクリプスのデビューは現実的にも難しい?

引き続き、三菱の新型エクリプスが登場したら?というレンダリングを見ていきましょう。

こちらは、ブラックカラーの新型エクリプスをイメージしたレンダリング。

フロントのLEDデイタイムランニングライトは、現代の三菱にてよく見られるスリムな水平基調を採用していますが、その直下にある9灯式のピクセルライトはヘッドライトとしての役目を果たすそうです。

ちなみに、このレンダリングを作成したアンドリー・スレミン氏によると、両端に向かって回り込むように繋がった一文字テールライトは、初代および第2世代のエクリプスシリーズからインスピレーションを受けているとのこと。

巨大リヤウィングについては、4世代目以前のエクリプスオーナーのカスタマイズ/チューニング文化を反映させたものだそうですが、日本国内だけでなく海外でもエクリプスの刺激的なカスタムモデルが主流だった可能性も?

リヤディフューザーが大きく設けられていますが、現時点でこの次期エクリプスがガソリンエンジンをベースにしたものなのか、それともピュアEVをベースにしたものなのかは不明。

ただし、マフラーらしきものが見当たらないことから、アンドリー・スレミン氏は時代の流れに併せてピュアEVスポーツカーという形でレンダリングを作成した可能性も考えられそう。

この位置から見ると、水平基調のLEDデイライトと一文字風のセンターガーニッシュがつながることで、どことなく韓国の自動車メーカー・ヒョンデ(現代自動車)のデザイン言語や、トヨタ新型クラウンクロスオーバー(Toyota New Crown Crossover)といった近未来さもあったり。


三菱の立ち位置としては、あくまでも東南アジア市場でのピックアップトラックとSUVの開発・販売

あとは、こういった三菱のスポーツカー系レンダリングを見て思うことは、三菱が実際にスポーツカーの開発を行い、市販化する考えがあるのかどうか?ということ。

現在の三菱の立ち位置(ルノー・日産・三菱アライアンスグループ)や役目などを考えると、まず三菱としては東南アジア市場におけるピックアップトラック系やSUV系の開発と販売に注力していく考えてを示しているため、中々これを現実にするのは難しそう。

これまで、三菱の次期GTOやランサーエボリューションⅪといったイメージレンダリングが登場しましたが、これらの開発が進んでいるとは思えず、まずは新世代SUVの開発・販売を進めることで利益を獲得しない限りは、これら次期スポーツカーの実現は限りなく難しいのではないかと思われます。

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Reference:CARSCOOPS