【驚愕】94歳で渋々運転免許証を返納した超高齢男性ドライバーが「98歳」で再び免許取得!(豪)トヨタ新型ランクル300の警察車両に「特殊なサイレン」が導入?

(続き)オーストラリア警察が、トヨタ新型ランドクルーザー300に特殊なサイレンを導入?

中東を中心に、トヨタ新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)をベースにしたポリスカーなどが存在しますが、今回オーストラリアにて導入されたランドクルーザー300のポリスカーでは、特別な振動式サイレンが装備されたとして話題となっています。

今回新しく導入された装備が「ランブラー」サイレンと呼ばれるもので、特徴的な点滅式のライトを見なくても、あるいは甲高いサイレン音を聞かなくても、犯罪者は警察の存在を確実に感じることができるというもの。

オーストラリアでは、特別に改造されたランドクルーザー300の警察車両が複数台存在するそうですが、その中でも自車の存在を感じさせる新しい種類の振動サイレンを装備した個体が、次々と警察車両として導入されていく予定とのこと。

地区勤務警察官(DDO)の警察車両群に新たに追加された車両は、クイーンズランド州警察によって特別に展示され、新しい犯罪対策技術が強調されています。


視覚や音だけでなく、振動で警察車両の存在を知らせるのは初めてしれないな…

こちらが、実際に特殊サイレンとなる「ラングラー」サイレンを導入したランドクルーザー300。

ヘッドライト意匠やフロントグリルを拝見する限り、エントリーグレードGXだと予想されますが、この種のサイレンは、従来の屋根に取り付けられたストロボライトと高音に加えて、グリルの後ろに取り付けられたサブウーファーから低周波音波を放射することで振動を生み出すとのこと。

これは、騒々しい環境であっても、容疑者は警察車両が近づいていることを感じることができとのことで、降伏を促す可能性が高いことを意味します。

インテリアの画像は一部のみなので省略しますが、多数のツールや通信システム、安全装置、保管ソリューション、捜索および専門照明、さらには指揮計画装置が装備されているそうで、標準キットには「Reveal Shield Pro」と呼ばれる手持ち式暗視装置が含まれいて、警察官はサーマルカメラを介して半径50mにいる人や他の生き物の位置を特定することが可能です。

なおボディカラーはシルバー系がベースになっていますが、その上から警察車両のアイコンでもあるオレンジやホワイト、ブルーの色合いを持つデカールが貼付されています。

ちなみに、この車両がクイーンズランド州警察の警察車両として採用された理由は、すべての装備を収納できる十分なスペースを確保し、オンロード/オフロードの両方を走破できるから、という理由で採用されました。

クイーンズランド州警察のマシュー・ヴァンダービル長官補は、「ランドクルーザーDDOは、最前線の警察を指揮する責任のある警察官そのものによって設計されたため、任務を効率的かつ安全に遂行するために必要なもの、あるいは必要なものはすべて装備されている」と説明しています。

なお「ランブラー」サイレンを備えたランドクルーザー300は、今後数週間以内にパトロールを開始するとのことで、2023年内には15台ものランクル300がオーストラリア・クイーンズランド州全域で走行する予定だそうです。

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Reference:motor1.com, CARSCOOPS