フルモデルチェンジ版・トヨタ新型プリウス(60系)に長時間乗ると「腰が痛くなり立てなくなる」って本当?実際に往復 約500km&6時間近く走らせての感想をまとめてみる

(続き)トヨタ新型プリウスの19インチタイヤの乗り心地って結局どうなの?

引き続き、トヨタ新型プリウスについてインプレッションしていきましょう。

先程のSNSでの件ですが、立てないほどに腰が痛くなった要因は、シートだけでなく19インチの大径タイヤにも原因がある、という風な記載がありましたが、「19インチタイヤだから乗り心地が悪く、結果的に腰痛の原因となった」と結論付けたかったのかは不明。
※SNSに投稿していたオーナーはおそらく、2.0L HEV GグレードかZグレードを所有していたと予想(既に投稿は削除されていますが…)

もしそれが結論付けの要素の一つになっているのであれば、19インチタイヤを装着したプリウスの乗り心地は本当に悪いのだろうか?という疑問も出てくるかと思います。


実際に19インチタイヤホイールを装着する車を4台所有しているので比較してみた

これはあくまでも参考程度ではありますが、前回のブログにてご紹介した通り、現在私が所有する新型プリウス含め、ホンダ新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FL5)や日産の新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, RZ34)、レクサス新型IS500 F SPORT Performanceのタイヤホイールが全て19インチなので、実際に比較インプレッション済。

結果としは、対象とするモデルたちがスポーツカーとういことはあるものの、同じ19インチでも最も扁平率の高いプリウスで、全4車種の中で2番目に乗り心地の良いタイヤであり、突き上げやザラザラ感は少な目(1番乗り心地が良かったのはレクサスIS500)。

19インチと云えども、シビックタイプR(FL5)やフェアレディZ(RZ34)といった低扁平タイヤではありませんから、乗り心地に大きな差が生まれるのは当然といえば当然で、しかし腰痛レベルになってくるかどうかは、(何度も繰り返しになって恐縮ですが…)その人の体格や姿勢、あとは体調にもよりけりだと考えています。

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