ノート/ノートオーラが受注停止目前!日産が2023年9月「1回目」となる最新工場出荷目途一覧を公開!新型セレナe-POWER LUXION(C28)が大幅納期短縮へ

(続き)日産の既存ラインナップモデルの納期についてチェックしていこう

引き続き、日産の既存ラインナップモデルの納期情報についてチェックしていきましょう。

新型セレナ(C28)は全体的に納期短縮傾向にあるようだ

今回の工場出荷目途で一番の驚きだったのは、日産の新型セレナ(C28)がガソリンモデルだけでなく、ハイブリッドe-POWER/e-POWER LUXIONでも納期が大幅に短縮されていること。

一時期、e-POWER/e-POWER LUXIONでも半年~9か月ほどの長納期モデルとなっていましたが、今では部品や半導体の供給も安定的になってきたのか、概ね2か月~3か月ほどで納車可能となっているようですね。


新型エクストレイルe-POWER(T33)は、2トーンカラーを除いて安定的に

続いて、日産の主力モデルでお馴染みとなる新型エクストレイルe-POWER(T33)ですが、こちらは前回のブログでもお伝えの通り、モノトーンカラーの納期が3か月ほどに短縮されているそうで、しかしブラックルーフの2トーンカラーは安定的ではなく、半年~1年ほどの長納期となっているようです。

あと、これはエクストレイル(T33)だけに限った話ではないのですが、どの自動車メーカーも、材料費や物流費の高騰で車両本体価格が10万円~30万円ほど値上げしているため、どんなに魅力的なモデルであっても、価格が高ければ中々売れないわけで…

エクストレイル(T33)の場合は、エントリーグレードからいきなり30万円以上の価格アップとなり、更に2024年には大幅な改良も無く更に値上げするとの噂もあるため、このままだと「納期が長いから買えない」のではなく「高いから買えない」という問題に切り替わるかもしれませんね。

新型フェアレディZ(RZ34)はようやく納期が明らかになってきたようだが…

最後は、ビッグマイナーチェンジ版・新型フェアレディZ(New Fairlady Z, RZ34)。

2023年8月1日にビッグマイナーチェンジ後”初”となる一部改良版として発表されましたが、販売対象は改良前の個体が納車されていないユーザーのみ。

しかも、改良前のユーザー車両の納車は1,000台にも到達していないとの噂で(全国の累計受注数は約6,000台)、この調子だと全てのバックオーダーを捌くのに何年かかるんだ?という不安も。

なお、一部改良の2024年モデルが発表されてから、2024年3月末までの個体に関しては、ようやく少しずつ納期回答が出ているものの、それでも累計2,000台にも及ばずといったところだとか…

ちなみに、私がお世話になっている日産ディーラーのチャネル全体に対して、既にユーザー向けに納車されたのは私の個体僅か3台のみで、4台目~6台目の納期回答は出ているものの、それ以降の納期は今のところ未定となっているようです。

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