三菱の新型デリカミニが納車されて4,000km突破!給油回数は僅か4か月足らずでハイペースの「11回」…エアコンを使用しなくなったことで燃費は「20km/L」超えに

(続き)三菱の新型デリカミニの走行距離が4,000km突破しての気になるポイントは?

引き続き、三菱の新型デリカミニが納車されて走行距離4,000km突破しての気になるポイントを見ていきましょう。

軽自動車といえども、やはりもう少し燃料タンク容量は大きくしてほしい

これは以前からも口酸っぱく申している通り、できれば燃料タンク容量は27Lではなく30Lに拡大してほしいところで、これはデリカミニに限った話ではなく、ホンダ新型N-BOX/N-BOX Customにも同様のことが言えます(N-BOXの場合、4WDは25Lと更に小さくなる)。
※競合モデルとなるダイハツ・タントの燃料タンク容量も30Lを実現している

実際に4,000km以上走らせてみて、私のデリカミニの給油回数は「11回」を迎えているのですが、これも給油警告ランプが点灯し、ある程度カツカツになるまでガソリンを減らした状態から満タン給油しているため、走行距離に対して給油頻度は最小限に抑えています。

とは言いながらも、ほぼほぼ毎週給油している印象なので、(軽自動車であることは重々承知しているのですが)給油頻度の煩わしさもあることを考えると、燃費に左右されるところはあると思いますが、燃料タンク容量の拡大は今後の課題として取り上げて欲しいところです。


文句はあれどそれ以上に満足度の高い車であることは間違いない

本モデルが納車されて以降、何かとエアコン稼働時による燃費の低さや、給油頻度の多さ、その他使い勝手の面で色々と不満に思うことをまとめてきましたが、何だかんだでトータル面での満足度としてはとても高い一台だと考えていて、その結果として月1,000km以上のハイペースで距離を伸ばしているのだと思います。

デリカミニは、私が現在所有するダイハツ新型ムーヴキャンバス(Daihatsu New Move Canbus)や、過去に所有していたホンダN-BOX Custom L Trubo STYLE+ BLACKに比べると、マイルドで少しフワっとした乗り心地ではあるものの、そのおかげもあってなのか後席のシートのカタさとの相性・バランスも良く、意外にも中距離以上の距離でも問題なく乗り続けられるんですね。

おそらくはアウトドア向けのクルマとして、走破性はもちろんのこと、乗り心地においても三菱独自のノウハウを活かした最適なパラーメーターを抽出したのではないかと予想されますが、少なからずオンロードで走らせた時の乗り心地の良さは、先程の競合となる軽自動車に比べると高め。

もちろん人によって乗り味の好みは異なるかと思いますが、あくまで個人的な感想としては、三菱のデリカD:5含め、ロングドライブに適した乗り心地を追求している印象を受けていて、デリカミニもその類に含まれていると感じたため、今後は更なるロングドライブ(400km以上)用としても活用できればと考えています。

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