こんな提案を頂いた。トヨタ販売店「新型クラウンスポーツが売れずに枠が余っているから購入しないか?納期は2024年4月以降で確約はできないが…」→私の回答は?

(続き)購入検討を辞退した私にも、トヨタ新型クラウンスポーツのアプローチがあったわけだが…?

発表後から色々と云われているトヨタ新型クラウンスポーツではあるものの、なぜか購入検討を辞退した私にも、トヨタディーラーから「クラウンスポーツを購入検討してみないか?」という提案をいただくことに。

最初この提案をいただいたときは驚きましたが、どうやらアプローチをかけても「購入する予定は無い」と返答されるお客さんがほとんどだそうで、ましてや価格帯も高額で簡単に購入できるものでもないですから(おまけに納期も不安定ですし…)、お断りの回答が多いのも理解できるところ。

ちなみに私にアプローチが来た際に、私が最も気になったのは「納期」なのですが、ディーラー側の回答としては「2023年末~2024年3月までの枠は既に埋まっているため、2023年4月以降が確定的ではあるが、だからといって2024年5月や6月に納車可能という確約はできない」とのことでした。

そういった納期回答を確認した上で、私の答えとしては改めて「購入検討を辞退」とさせていただいたわけですが、この車両本体価格で全国の月産目標台数が700台とはいえ、限定モデルでもないですし、「本当に販売店独自の抽選販売をやる必要があったのだろうか?」というのは疑問。


販売スタッフ「新型車が登場する度に、毎回抽選販売なんかしていたらお客様が離れてしまう」

今となっては過ぎたことをアレコレ言っても仕方がないですし、「抽選」にするか否かは担当スタッフさんが決めるのではなく、その販売チャネルの販売本部が決めることですから、こればかりは担当スタッフさんもどうすることもできないのが現実。

ただ、各エリアの販売スタッフさんからの意見として「毎回新型車の初回枠に限り、抽選(選別)形式で販売をしていたら、これまで購入してくださったお客様が不信に思い、どんどん離れてしまう」というコメントが意外にも多いそうで、実際のところ、新型プリウス(New Prius)やアルファード(New ALPHARD)/ヴェルファイア(New VELLFIRE)も抽選にて販売されたため、その関係で販売店を変更しているお客さんも増えているのだそう。

少しずつラインナップモデルの納期が改善傾向にあるトヨタですが、納車待ちのユーザーだけでなく、販売店側もあらゆる面で振り回されていることを考えると、そろそろ不満を漏らす人が増えてもおかしくはないと思いますから、これをきっかけに今後発売されるであろう新型ランドクルーザー70(New Lnad Cruiser 70)や、新型クラウンセダン(New Crown Sedan)/クラウンエステート(New Crown Estate)の販売形式も見直ししてほしいところです。

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