遂にマツダCX-8が受注・販売終了…?しかし一部グレードに限り2023年12月まで受注を受付ている模様!更にマツダが2023年10月「2回目」となる最新工場出荷目途一覧を更新

(続き)ビッグマイナーチェンジで賛否が大きく分かれているマツダ新型NDロードスターの受注状況は?

ちなみに、2023年10月5日に発表されたビッグマイナーチェンジ版・新型NDロードスター(New ND Roadster, MX-5)ですが、こちらはフロント・リヤデザインの変更に加え、法規制による予防安全装備の強化が影響してなのか、私がお世話になっているマツダディーラーでは、既に多くのユーザーからの受注が入っているとのこと。

ただ、その多くが新規でのユーザーもしくはMAZDA3/MAZDA2といった、NDロードスター以外の車両を所有するマツダオーナーからの受注が主で、ビッグマイナー以前のロードスターからの乗り換えはほとんど無いとのこと。

おそらくは、大幅な価格アップや安全装備の標準化など、走りの楽しさ(ファン・トゥ・ドライブ)をメインに考えるユーザーからすると無用の長物という風に考えているのかもしれません。


スポーツカーに対する考え方は十人十色だが、時代の変化に合わせることも大事

スポーツカーに対する考え方は十人十色ですから、安全装備が充実したスポーツカーを求めるユーザーもいれば、軽量化を重視して無駄なものは一切付けないシンプルなスポーツカーを求める方もいらっしゃるでしょうから、そういった意味では今回のビッグマイナーは「選択肢を増やしてくれた」という風に考えた方が良いのかもしれません。

確かに、「余計なものを何でもかんでも標準化するから高くなる」という見方もあるとは思いますから、これも時代の変化に伴うものであり、スポーツカーが販売しづらい時代でも、こうして継続してユーザーの安全を第一に考えてくれるマツダの車づくりに対する想いは高く評価すべきではないかと思います。

マツダ関連記事