トヨタ新型GRMNスープラと思わしき開発車両を再びスパイショット!遂にタイヤサイズや銘柄も判明…まさかの6速MT設定も有り?フェイクダクトも継承か

(続き)トヨタ新型GRMNスープラと思わしき開発車両を見ていこう

引き続き、トヨタ新型GRMNスープラと思わしき開発車両をチェックしていきましょう。

遂にタイヤサイズやタイヤ銘柄も判明!

そして今回の開発車両で一番の収穫は、タイヤ銘柄とサイズが判明したこと。

上の画像はフロントタイヤホイールになりますが、まずディスクブレーキローターはドリルドタイプで、4ポッド対向のレッドブレーキキャリパーを装着しているものと予想されますが、ホイール意匠はデュアル5スポークでハブボルト締結を採用しています。

こちらはリヤ部分で、リヤブレーキキャリパーは片押し。

あとタイヤ銘柄は、ミシュラン製パイロットスポーツカップ2を装着していることが確認できます。

そしてもう一つ注目したいのがタイヤサイズ。

何とタイヤサイズは、リヤが285/30ZR20インチであることが判明。

おそらくフロントのタイヤサイズは、265/35ZR20インチではないかと予想されますが、従来のGRスープラ RZに比べて1インチアップしていること、そしてリヤタイヤが+10mm幅広になっていることを考えると、この辺りは競合モデルになるであろう日産の新型フェアレディZニスモ(Nissan New Fairlady Z NISMO, RZ34)を意識したものになりそうですね。
※フェアレディZニスモも、従来モデルに比べてタイヤサイズを+10mm幅広に設定している


リヤウィングステーは軽量化も兼ねて肉抜き

そしてこちらはリヤウィング。

ダックテールスポイラー上にステーが設けられていますが、ステー部分も肉抜きが施されて軽量化。

ウィングのアーチラインもかなり特徴的ですが、従来のGRスープラに比べてどれだけのダウンフォース量を発生することが可能なのか楽しみ。

大きく反り上がったダックテールスポイラーをそのままにしつつ、その上にリヤウィングを装着することで、よりハイレベルな走りを提供したいという強い想いが感じられるところ。

真後ろから見るとこんな感じ。

大きく張り出したリヤフェンダーや両サイド1本出しのマフラーなど、一つ一つのパーツの主張が強力なため、リヤウィングがちょっと控え目に見えてしまうという不思議。

もしかするとGRMNスープラでは6速MT設定の可能性も?

そして今回、ニュルブルクリンクサーキットでの走行テスト動画にて、何とも興味深いシーンが見受けられたわけですが、ストレートにて加速する際にレブに当てるようなところが見られたため、もしかするとGRMNスープラに6速MTが設定される可能性も。

そうなると、MTスポーツカー好きのコアユーザーからのアツい支持を受けられそうですし(仮に日本で販売される場合は台数限定になりそう…)、一方で日産の新型フェアレディZニスモでも6速MTが設定されなかったため、グレードの選択肢というところでも差を広げることができるのであれば、かなり魅力的なハードコアスポーツモデルとなるかもしれませんね。

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Reference:motor1.com