トヨタ新型シエンタに早くも新たなOTAアップデート?新世代コネクティッドナビは相変わらずポンコツで「どこを走っているのかわからない」

(続き)トヨタ新型シエンタの気になる点や不具合・不満ポイントを見ていこう

引き続き、トヨタ新型シエンタについてチェックしていきましょう。

これは酷い…新世代コネクティッドナビが真っ暗に

ここからは、シエンタの新世代コネクティッドナビの不満ポイントを見ていきましょう。

2023年7月のOTAアップデートが完了してからというもの、ようやく不満ポイントも解消されてきた新世代コネクティッドナビですが、高速道路のトンネルを走行すると、なぜか上の画像のようにルートが全て無くなり、真っ暗な画面の上を走行することがほとんど。

おそらくはGPSロストによる自車位置を見失っているものと予想され、その関係もあって目的地の到着予想時刻も表示されず。

特定のトンネルにて発生しているわけではなく、短いトンネルであっても、長いトンネルであっても自車位置を見失い、ルートが全て真っ暗になってしまうため、さすがにこういった不具合が頻繁的に起こるのは勘弁してほしいところ。

往路だけでなく復路も同様。

復路は敢えてルート案内せずにそのまま走行していますが、もはやどこを走行しているのか全くわからない状態。

「いくら何でもこれはひど過ぎじゃないか…」と思いますし、日産やホンダ、三菱では同様の場所を走行してもルートが表示されていたので問題無し。

もちろん、他メーカーでもGPSロストは発生するため、一概にトヨタの新世代コネクティッドナビだけが問題というわけではないのですが、ルートが全て真っ暗になるレベルのGPSロストは初めて。

なぜこの完成度で市販化しても問題無いと判断したのかは不明ですが、土地勘のない場所でこのような画面が表示されたときの恐怖や不安は計り知れないのではないかと思います。


新型シエンタのステアリングは、静電検知式ではなくトルクセンサー式

続いては、新型シエンタのステアリングについて。

ブログ読者様から複数の問合せをいただいたので回答させていただきますが、そのなかでも意外に多かったのがステアリングの検知式。

いわゆる高速道路において、レーダークルーズコントロールで速度固定で走行しているとき、ステアリング操作の修正を行うレーントレーシングアシスト[LTA]があるわけですが、ある一定時間ステアリングを触らないと、上の画像のように「LTA まもなく停止します ハンドルを操作してください」と警告画面が表示されるんですね。

この画面が表示されたとき、ただステアリングに触れるだけで警告画面が解除される場合もあれば、ステアリングを軽く操作することで警告画面が解除される2パターンが存在します。

シエンタの場合は、ステアリング操作を行う(操舵力を検出する)ことでLTA警告画面を解除するトルクセンサー式を採用していますが、上位車種になると、軽くステアリングにタッチするだけで解除される静電検知式が採用されています。

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