三菱の新型デリカミニが納車されて5か月が経過!この車が売れる・成功した理由は?「見た目」から成功した稀に見る戦略的な一台で、私もその見た目に惚れて購入した一人だった

(続き)見た目で惚れた三菱の新型デリカミニ!納車されてからの印象は?

引き続き、三菱の新型デリカミニにインプレッションしていきましょう。

ここまで発表から発売までの流れが華麗で、見た目の印象やキャスト、そしてイメージキャラクターの存在だけで「欲しい」と思わせてくれる三菱のマーケティング戦略は素晴らしいと思えましたし、実際に購入し納車された身としても「この車は購入して本当に良かった」と思っています。

特に見た目以外のところにおいては、オンロードやちょっとした砂利道の上でも振動が伝わって来づらいマイルドな乗り心地が魅力的で、乗り物酔いしやすい私でも、助手席や後席に乗っても中距離レベルであれば特に影響は無し(長距離移動での助手席や後席試乗は、まだ検証できていない)。


ただし、季節によっては燃費はそんなに良くない

一方で燃費性能に関しては、これまで当ブログにてまとめてきた通り、エアコンを使用しない季節であれば、18km/L~20km/Lぐらいの低燃費をたたき出すことは可能ですが、真夏でエアコンフルオート稼働時だと12km/L~15km/Lと一気に悪化。

おそらく冬場の暖房使用時は、更に燃費が悪化するものと予想され、それこそ夏場のエアコン使用時のように12km/L付近を行き来するのではないかと予想していますし、一方で冬場の積雪時は、三菱の得意とする力強い走破性に期待したいところです。

ちなみに2023年11月時点でのリアルな燃費性能としては、エアコンをほとんど使用していないこともあり、17km/L~22km/Lと変動幅は大きいものの、ターボマイルドハイブリッドとは思えないような低燃費。

そして燃料タンク容量27Lに対して、無給油にて450km近くは走行可能なので、個人的に軽クラスのなかでは十分満足度できるスペックだと考えています。

納車されてからも満足度は相変わらず高いデリカミニ

以上が、新型デリカミニが納車されて5か月経過してのインプレッションですが、改めてこのモデルの今までのマーケティング戦略の上手さを感じつつ、実際に所有してみての走りの楽しさや使い勝手の良さ、そして軽自動車規格だからこそ気軽に狭い道でも走れるという点が商品力の良さを更に底上げしている印象を受けました。

もちろん、不満に感じるところもありますし、その点についてはこれまでのブログでも散々記載してきたので、敢えて今回の納車後5か月インプレッションにて記載することはありませんが、不満に感じている部分も含めて、総じて「購入して良かった」「満足度の高い車」だと考えています。

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