ボルボ新型EM90が世界初公開!中国Zeekr 009をベースにしたラグジュアリー・ピュアEVミニバン。トヨタ新型アルファード/ヴェルファイアも競合視野に?
(続き)ボルボ新型EM90のスペックや内装もチェックしていこう
引き続き、ボルボ新型EM90についてチェックしていきましょう。
まずはシングルモーター&後輪駆動[RWD]のみの設定に
ボルボ新型EM90のスペックを見ていくと、116kWhの大容量バッテリーパックを搭載し、これにより最大航続可能距離(CLTCモード)は738kmを実現できるとのこと。
そして気になるシステム総出力は268hpを発揮し、0-100km/hの加速時間は8.3秒、駆動方式は後輪駆動[RWD]のみではあるものの、何れ四輪駆動[AWD]も設定される可能性があります。
※ベースとなるZeekr 009は、デュアルモーターAWDの設定もあり、システム総出力536hpを発揮、0-100km/hの加速時間は4.5秒
内装はシンプルながも豪華絢爛!
続いてインテリアを見ていきましょう。
車内は、物理スイッチ系を可能な限り少なくしたミニマリストなレイアウトで、可能な限り音声操作によってウィンドウやシート、スクリーン、照明、空調などの調整も可能に。
センターディスプレイも15.4インチとかなり大きく、運転席のメーターは12.3インチのフル液晶タイプ。
高級志向を好む中国人ユーザーのことを考慮してなのか、シートカラーもタンカラーやベージュに近い色合いをラインナップ。
ちなみにシートレイアウトは3列6人乗りのみ。
将来的に3列7人乗りや2列4人乗り仕様がラインナップされるかは不明ですが、このレイアウトを見るだけでも十分豪華ですね。
ちなみに2列目シートは、前後にロングスライドする快適なラウンジのような通気性のあるキャプテンシート採用し、豪華な肘置き部分やオットマンなども完備ですが、このクラスのミニバンになってくると良くも悪くも普通に思えてきたり。
ラグジュアリー感でいえば、アルファード/ヴェルファイアのEXECUTIVE LOUNGEに近いものがありますが、中国市場ともなると、より高級感のある車内を提供することに力を入れている印象ですが、果たしてEM90の豪華絢爛な内装は中国ユーザーにとってどの程度心に刺さるものがあるのか気になるところ。
そして後席用モニターとしては、15.6インチを搭載するものの、BMW 7シリーズのように31.3インチディスプレイを搭載するわけではないので、豪華さや派手さで考えるとちょっと物足りない感はあるかもしれません。
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Reference:motor1.com