トヨタ新型シエンタHVの不満ポイント「ナビだけでなくアプリもポンコツでマイカーログが適切に更新されない」「ステアリングヒーターは一部のみ熱い?」
(続き)トヨタ新型シエンタが納車されてからのインプレッション
引き続き、トヨタ新型シエンタが納車されてからの不満ポイント、元々不満に思っていたところが不満に思わなくなったポイントを見ていきましょう。
「チープ過ぎる」と話題のエネルギーフロー、1周まわって「見やすくて愛嬌もある」ように思えてきた
続いて、元々不満と感じていながらも、最近になって不満に思わなくなってきたポイントを見ていきましょう。
まずは「チープなエネルギーフロー」「理科の実験の教科書」といわれてきたエネルギーフローですが、確かにトヨタ/レクサス共通で使い回されている簡易的なデザインではありますが、ここ最近改めて見ると「必要最小限のデザインのみで、ごちゃごちゃせずにわかりやすい」ため、1周まわって「見やすくて良いのではないか?」と思えてくるように。
そもそもこのエネルギーフロー、走行中に常時見るようなものでもなく、たまぁに見るか見ないかレベルの機能だと考えていて、トヨタ/レクサス側も「エネルギーフローにコストを投じている場合ではないし、状況が把握できれば問題ない」という想いで、敢えてこのデザインに仕上げたのかもしれません?
しかしながら、「ここまでエネルギーフローに対して文句を言われるとは思わなかった」とも感じているのかもしれませんし、結果としてRZ450eやLBXなどでは、エネルギーフローがリアリティのあるデザインに改善されているので、もしかすると何れはOTAアップデートでリアリティあるのエネルギーフローに改善されるかも?
エネルギーフローはメーターでも確認できる
ちなみにこちらが、運転席の7インチメーターに表示されるエネルギーモニター。
正直、こちらでも情報を得ることは可能なので、敢えてディスプレイオーディオに表示する必要性は無いのでは?と思ったりもしますが、そこまでしてディスプレイオーディオに表示させたい理由はわからず、OTAアップデートなどで思い切って削除しても、特にこれといった不満はでないのではないか?と思ったりもします。
新型シエンタのメーター情報は意外とシンプルで見やすい
最後はシエンタのメーター情報について。
納車された当初は、レクサス新型NX/RXのメーターとデザインが共有されていて、アイコンの配列もバラバラで統一感が無く見づらいという印象でしたが、約1年1か月ほど所有してみての印象として、「必要な情報が上手く集約されていて良いのではないか」と思えてきたり。
あくまでも他車種との統一性というファクターだけで見ると、確かにアイコンの配置などは統一されておらず美しくないですが、みんながみんな他車種を何台も所有するわけでもなく、1台の車を中長期的に乗られる方が多いと思うので、上手く「中央上部にアイコンを集約」させているシエンタのメーターデザインはグッドだと考えています。