三菱の発表ラッシュが止まらない!2023年11月24日に一部改良版・新型eKクロス/eKワゴンが発表され、更に軽商用EV・新型ミニキャブEVが12月に発売決定!

(続き)三菱の軽商用ピュアEVモデル・新型ミニキャブEVが2023年12月に発売へ!

続いて、2023年12月21日より発売スタート予定となっている三菱の新型ミニキャブEV(Mitsubishi New Minicab EV)について見ていきましょう。

本モデルは、12年間で約13,000台(2023年10月末時点)の販売実績を持つミニキャブミーブをベースにしたピュアEV版で、開発・メンテナンスで得られたノウハウを最大限に活かして大幅改良。

そのため、航続距離の大幅な向上や、安全装備・機能装備の拡充はもちろんのこと、物流関係や自治体など軽商用電気自動車の需要が一層高まっていることを受けて発売されます。


見た目はシンプルながらも、商用モデルとしては魅力的なスペック

こちらが2023年12月に発売される新型ミニキャブEV。

ワンボックスタイプの軽商用EVで、モーターや駆動用バッテリーなど電動系コンポーネントを新世代化し、一充電あたりの航続距離を先代モデル比で約35%増となる180kmに延長。

AC200V(15A)での普通充電では約7.5時間で満充電となり、業務終了後に充電すれば、翌日の業務開始時には満充電状態で利用可能ですし、急速充電の場合、約42分で80%までの充電が可能なのもポイント。

こちらは、インバーター・一体型モーター。

新採用のモーターは、走り出しから最大トルクの195Nmを発生するため、荷物をたくさん積んで重くなった状態でも、電気自動車ならではのスムーズかつ力強い走りでストレスなくキビキビと走行することが可能とのこと。

また新型モーター・インバーターを採用するとともに一体化構造とすることで、先代モデルよりさらに高い静粛性を実現し、早朝や深夜でも周囲に気兼ねなく走行でき、先代モデルから走行距離向上や安全装備の充実を図りながら販売価格は同等に抑えてきたのもポイントです。

そしてこちらが、駆動用バッテリーパック。

繰り返しにはなりますが、駆動用バッテリーは電池容量を約25%向上し、モーターとインバーターを一体化構造とするなど、モーター効率を向上させることで航続距離を約35%向上させた180㎞を実現しています。

安全装備・予防安全技術e-Assistにおいては、以下の標準装備することでサポート性を向上させています。

・衝突被害軽減ブレーキシステム[FCM]
・車線逸脱警報システム[LDW]
・オートマチックハイビーム[AHB]
・誤発進抑制機能(前進時)[UMS] 等

ユーティリティも充実!気になる価格は?

この他においては、電気を車両からいつでも取り出せるアクセサリーコンセント(AC100V/1,500W)をフロアコンソール背面に設定し、災害時などの緊急時でも消費電力の大きい電化製品を使用することが可能。

インストルメントパネルには、充電用USBポートのType-C/Type-Aをメーカーオプション設定し、ユーザーの使いやすさを考慮しスマホトレイを併設しています。

最後に、ミニキャブEVのグレード別価格帯をチェックしていきましょう。

【(2024年)新型ミニキャブEVのグレード別価格帯一覧(10%税込み)】

◇2シーターモデル:2,431,000円

◇4シーターモデル:2,486,000円

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Reference:Mitsubishi①