日本仕様と顔が少し違う?フルモデルチェンジ版・スズキ新型スイフトが欧州でも発表!スッキリとしたデザインとスタイリングでMTモデルも設定

(続き)欧州仕様となるスズキ新型スイフトを見ていこう

改めて欧州仕様のスズキ新型スイフトを見ていきましょう。

サイズ感としてはBセグメントハッチバックで、日本市場では5ナンバーハッチバックとしてラインナップ。

ベルトラインが水平基調でバランスがとられ、側面にはスウェッジラインが顕著になり、更に先代で採用されていた後席用ピラーマウント式ドアハンドルが廃止され、アウタードアハンドルへと変更されました。


スイフトのインテリアも見ていこう

インテリアも現代的なデザインへとアップデートされながらも、先代の懐かしみのあるレイアウトを踏襲しているのはスズキらしいところ(さりげなく5速MTシフトと手引き式ハンドブレーキが搭載されているのも痺れる)。

「車が新しくなっても、使い勝手は昔と変わらない」ことを強みとしているスズキとしては、今回の新型スイフトもそのコンセプトを大事にしていることがわかります。

ちなみにメーターデザインは、4.2インチの縦型基調となる液晶タイプとアナログメーターを組み合わせたハイブリッドタイプで、ディスプレイオーディオは9インチへとサイズアップされ、現代のモデル同様にフローティングタイプへと変更されています。

全体的にシンプルにまとまりながらも、トグルスイッチやフールプルーフのロータリーダイヤルといった、人間工学に基づいたスイッチ類が廃止になっているのはちょっと残念なところ。

予防安全装備Suzuki Safety Supportもアップデート

続いて予防安全装備Suzuki Safety Supportですが、こちらも日本仕様同様に大幅にアップデートされ、以下の機能が搭載されています。

・ブラインドスポットモニター[BSM]

・リヤクロストラフィックアラート[RCTA]

・発進お知らせ機能

・全方位モニター用カメラ

・ふらつき警報機能

・ハイビームアシスト

・誤発進規制機能

・後方誤発進抑制機能

・デュアルセンサーブレーキサポートⅡ(DSBSⅡ)

・低速時ブレーキサポート(前進・後進)

・アダプティブクルーズコントロール[ACC]

・ドライバーモニタリングシステム[DMS]

・車線維持支援機能

・車線逸脱抑制機能

・車線逸脱警報機能

・標識認識機能

エンジンは新開発1.2Lマイルドハイブリッドのみ

そして気になるパワートレインですが、こちらも日本仕様同様に新開発となる排気量1.2L Z12E型直列3気筒エンジン+マイルドハイブリッドが採用され、駆動方式も前輪駆動[2WD]/四輪駆動[4WD]の2種類をラインナップ。

トランスミッションも、日本仕様同様に一部のグレードのみ5速MTが設定され、それ以外はCVTを設定します。

発売時期は2024年春頃を予定していますが、ユーザー向けの納車は2024年夏頃を予定しているそうです。

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Reference:Suzuki