スバル新型フォレスター/WRX S4/インプレッサ/クロストレックにリコール!更にジャガーI-PACEや新型メルセデスAMG SL63/A180にもリコール

(続き)横滑り防止装置の制御プログラムが不適切としてリコール

続いて、メルセデスベンツAクラス/Bクラスの4車種・計4,555台にリコール。

不具合内容としては、横滑り防止装置(ESP)において、制御プログラムが不適切なため、ESPによる制御が介入した際に誤って制動灯が点灯するとのこと。

このため、制動灯が点灯する要件の法規に適合しないとしてリコールを届け出ています。

対象モデルをチェックしていこう!

気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故や不具合は発生しておらず、ドイツ本社からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数]

[A180]
・5BA-177084/WDD1770842J032505~WDD1770842J087918/平成30 年 10 月 6 日~令和元年 5 月 17 日/4,007台(右ハンドル仕様)

・5BA-177084M/WDD1770842J032517~WDD1770842J058140/平成30 年 10 月 2 日~平成31 年 2 月 7 日/516台(右ハンドル仕様)

[A180セダン]
・5BA-177184/WDD1771842W003244~WDD1771842W007273/令和元年 5 月 9 日~令和元年 8 月 7 日/5台(右ハンドル仕様)

・5BA-177184M/WDD1771842W007272/令和元年 5 月 9 日/1台(右ハンドル仕様)

[A250 4MATICセダン]
・5BA-177147M/WDD1771472W002828~WDD1771472W004767/令和元年 5 月 20 日~令和2 年 1 月 16 日/13台(右ハンドル仕様)

[B180]
・5BA-247084/WDD2470842J003186~WDD2470842J003205/平成31 年 4 月 19 日~令和元年 9 月 26 日/13台(右ハンドル仕様)

改善措置としては、全車両、ESPコントロールユニットの制御プログラムを対策プログラムに書き換えるリコール作業を実施するとのことです。

ちなみに、自身が所有している車がリコール等の不具合の対象になっているかどうかを確認する方法として、車検証の車台番号記載場所をチェックし、「メルセデスベンツのリコール等情報対象検索サイト」にてアクセスし、その車台番号を入力することで確認可能です。


新型AMG SL63に早くもリコール!しかも火災の恐れアリ

最後は、フルモデルチェンジ版・新型メルセデスAMG SL63 4Matic+の1車種・計143台にリコール。

不具合内容としては、スタータとオルタネータの各配線において、配索設計が不適切なため、配線が前輪のプロペラシャフトと干渉して被覆が摩滅し、短絡が発生することがあるとのこと。

そのため、始動不良やエンジンストールが発生する他、大電流が流れて発熱することで周囲の部品が溶損し、最悪の場合、火災に至るおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

対象モデルをチェックしていこう!

気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故や不具合は発生しておらず、ドイツ本社からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数]

[AMG SL63 4MATIC+]
・7BA-232481C/W1K2324811F003636~W1K2324811F017215/令和5 年 3 月 29 日~令和5 年 8 月 24 日/143台(左ハンドル仕様)

改善措置としては、全車両、スタータとオルタネータの各配線を点検し、配索を修正し、配線に損傷がある場合は修理するとのことです。

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Reference:国土交通省①