こんなことがあった。トヨタ新型ランドクルーザー300で移動中に突然の大雪→シャーベット状の雪が大量に付着してクリアランスソナーが使用できず→新たな発見も?

(続き)クリアランスソナーエラー表示で、色々と気になってきたので…

引き続き、トヨタ新型ランドクルーザー300のクリアランスソナーエラーで色々気になるポイントをチェックしていきましょう。

新世代ナビや床下透過表示機能付きのPVMが搭載されるレクサス新型LX600は、クリアランスソナーは何個搭載されている?

トヨタ新型ランドクルーザー300のクリアランスソナーの数が8個でしたが、そうなると、私が他に所有するレクサス新型LX600のクリアランスソナーは何個搭載されているのか?が気になる所。

残念ながら、今回のランクル300のようにシャーベット状の路面を走らせて実際に雪を付着させて走らせていないため、クリアランスソナーエラーがどのように表示されるかは確認できていないものの、パノラミックビューモニター[PVM](床下透過表示機能付き)が搭載されているにも関わらず、ソナーの数は8個とのこと(LX600の取扱説明書より)。

こうした車種による装備の細かな違いを比較できるのも、ある意味複数台所有しているオーナーだからこそできることだとは思いますが、まさかこういったところでシエンタの装備が優勢になることがあるとは…


そもそもクリアランスソナーエラーは、どういったときに表示されるの?

なお参考までに、クリアランスソナーエラーが表示される条件としては以下の通り。

■センサーに水滴・氷・雪・泥などが付着したとき(取り除けば、正常に復帰します)

■センサー部が凍結したとき(解ければ、正常に復帰します)
特に低温時には凍結などにより異常表示が出たり、壁などの静止物があっても検知しないこと有

■炎天下や寒冷時

■凸凹道・坂道・砂利道・草むら走行時など

■他車のホーン・オートバイのエンジン音・大型車のエアブレーキ音・他車のセンサーなど超音波を発生するものが近付いたとき

■大雨や水しぶきがかかったとき

■センサーに静止物が近付きすぎたとき

■超音波を反射しにくい歩行者(例:ギャザーやフリルの多いスカートなど)

■地面に対して垂直でないもの、車両進行方向に対して直角でないもの、凹凸なもの、波打っているものが検知範囲にあるとき

■風が強いとき

■霧・雪・砂嵐などの悪天候のとき

■作動対象物と車両の間に検知できない対象物があるとき

■車・オートバイ・自転車・歩行者などの作動対象が車両の横から割り込んだり、飛び出してきたとき

■衝突などで、センサーの方向がずれたとき

■センサー付近にけん引フック・バンパープロテクター・バンパートリム・サイクルキャリア・除雪装置(スノーブラウ)などを取り付けたとき

■積載状況などにより車高が著しく変化したとき(ノーズアップ・ノーズダウンなど)

■事故や故障で自車の走行が不安定なとき

■タイヤチェーン・応急用タイヤ・タイヤパンク応急修理キットを使用しているとき

どれぐらいの雪が付着してクリアランスソナーエラーが発生した?

ちなみにこちらが、実際にクリアランスソナーエラーが表示されたときのランクル300のフロントバンパー。

フロントバンパー全体に薄めの雪が付着していますが、確かにフロントエンドのブラックのクリアランスソナーに雪が付着しているのが確認できますね。

あとはフロントのトヨタエンブレムにも雪が付着している関係で、このままだとレーダークルーズコントロールを使用することは難しそう。

もう少し間近で見てみるとこんな感じ。

良い感じで雪が固まっていますね。

その下のフロントカメラには、これといった雪が付着していないようにも見えますが…

ナビ画面から見てみるとこんな感じ。

さすがにこの状態だとフロントカメラを使用するのは危険なため、これまでの自分自身の車両感覚を信じながら運転するしか方法は無さそう。

冬以外の予防安全装備はとても便利に感じるところですが、こういった雪になると全く使い物にならないのが一番デメリットではあるものの、昔は安全装備が全く備わっていない車を運転していたという感覚を思い出させてくれる重要な機会だと思ったりもします。

1ページ目:クリアランスソナーの数はランドクルーザー300よりも新型シエンタの方が多かった?!

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