ホンダ新型シビックタイプR(FL5)が納車されて1年3か月が経過!そろそろお別れ&最終評価は?スポーツに振り切りながらも実用性も両立する優秀なスポーツカー

(続き)ホンダ新型シビックタイプR(FL5)の納車後1年3か月経過しての最終評価は?

引き続き、ホンダ新型シビックタイプR(FL5)が納車されて1年3か月経過しての最終評価をまとめていきましょう。

ロングドライブも苦にならない乗り心地と快適装備の充実

続いて、乗り心地や快適装備についても評価していきましょう。

乗り心地に関しては、やはりレーシング志向ということもあってカタメではあるものの、厚みとホールド感強めの包み込むようなバケットシートのおかげなのか、長距離移動でも特に腰や背中が痛くなるようなことはありませんでした(片道200kmぐらの高速道路でもノンストップで走れるほど)。

そして装備面においては、予防安全装備Honda SENSINGがステップワゴン(New STEPWGN)やZR-V並みの装備内容であることや、6速MTスポーツカーでありながらも電動パーキングブレーキ[EPB]+オートブレーキホールド[ABH]機能が備わっているのは素晴らしいところ。

サーキットなどで走らせることを考えたら、EPB+ABHは無用の長物と思われるかもしれないですが、公道メインで活用するとなると、やはり信号待ちや渋滞時、そして坂道発進の時には、ほぼほぼセミATのような感覚で活用できること、そして太いトルクのおかげで半クラのみでABH解除 → 坂道発進が出来るというのも、このモデルの魅力だと思います。

夏場や冬場においても、エアコン・暖房はガンガンに効きますし、スポーツカー特有のネガティブなイメージを見事に払拭している一台だと考えていて、これだけ充実した装備内容と走行性能を持っていながら、車両本体価格4,997,300円(税込み)は破格。

しかも、発売から1年以上経過していて受注停止になっているにも関わらず、一切値上げも年次改良もしないところに、ホンダの本気と自信、そしてユーザーファーストの精神が詰まった一台だと考えています。


シビックタイプR(FL5)を1年3か月所有しての最終評価は?

そして最後に、シビックタイプR(FL5)を1年3か月所有しての最終評価をまとめていきましょう。

今回はちょっと新たな試みとして、各項目に対して5段階評価を行い、これらを踏まえての総合評価を行っています。

【新型シビックタイプR(FL5)を1年3か月所有しての最終評価は?】

内外装デザイン:★★★★☆(4/5)

走行性能:★★★★★(5/5)

乗り心地:★★★☆☆(3/5)

装備関係:★★★★☆(4/5)

コストパフォーマンス:★★★★★(5/5)

所有満足度:★★★★★(5/5)


総合評価:88点/100点

総合評価としては88点とかなり高めとなりました。

今回の5段階評価で、唯一低かったのは乗り心地の「3/5」でしたが、レーシング志向のスポーツカーという立ち位置で考えると十分快適な乗り心地ではあるものの、家族を乗せてのファミリーカーとして活用したときの子供からの辛口評価がちょっと影響しているため、この評価としています(私自身だけの評価であれば4以上は確実)。

そして上の項目にはありませんが、スポーツカーでありながらも故障やトラブルなどが全く無かったのは良かったところ。

今でも「スポーツカー=壊れやすい」といったイメージが世間では定着していますが、1年3か月と短い期間ではあったものの、特にこれといった余計な出費も無かったのは本当に良かったと思います。

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