春を迎え気温も上がって燃費向上!三菱の新型デリカミニのエンジンアシスト機能が復活!中距離移動メインだからなのか平均燃費は「20km/L」以上

(続き)三菱の新型デリカミニの気になるポイントをチェック

引き続き、三菱の新型デリカミニにて気になるポイントを見ていきましょう。

デリカミニの燃費情報は「少なすぎる」

続いてデリカミニで気になるポイントとしては、過去に取り上げた通り、燃費情報が少なすぎるということ。

走る場所によっては、20kmほど走らせて28.1km/Lを記録することもありますが、この燃費記録は、エンジン始動してからエンジンを切るまでの区間燃費になるため、距離がわずか1km程度でも燃費記録としてカウントされるんですね。

そのため、上の画像に燃費結果において、最高値が43.3km/Lととんでもない数値を記録していますが、これは下り坂メインの道を約3kmほど走らせただけの燃費になるので、ほとんど参考になりません。

やはり個人的には、トヨタのように「走行距離」「走行時間」「平均速度」「平均燃費」といった形で、より細かな区間情報を表示しつつ、その後にランキング形式も兼ねて過去の情報含めてグラフ化した方が、充実した燃費情報になるのでは?と思ったりもします。


季節性によって燃費性能は異なるものだが…

なお、ガソリンモデルやディーゼルモデル、ハイブリッド(HEV)、FCEV、ピュアEVなど、どのモデルでも燃費性能は季節性によって変化しますが、マイルドハイブリッドを採用するデリカミニの変化は、上の画像のグラフの通り。

真夏を迎える2023年8月頃には、エアコンをフルオート状態で使用するため、風量もマックスでアイドリングストップは無し → 12km/L付近の燃費を行き来することが多め。

その後、秋に入って外気温も低くなり始め、エアコンをほとんど使用しない2024年10月~11月初め頃になると、急激に燃費が向上して17km/L~19km/Lを記録。

その後の冬場は、スタッドレスタイヤを履かせていなかった関係で、積雪のときは全く走らせず、雪の無いタイミングを見て片道50km以上の無料高速区間を中心に走らせることが多かったため、暖房を使用しても燃費は16km/L付近を行き来してましたが、街乗りなどに使用していたら真夏と同じ燃費性能だったかもしれませんね(エンジンアシストも機能していませんでしたし…)。

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