「世界で最も遅いスーパーカー」のフェラーリF12ベルリネッタが競売に出品→最高時速は「24km/h」…「世界で最も速いハイパーカー」アスパーク新型アウルが初めて競売に登場!

(続き)「世界で最も遅いスーパーカー」とは反対に、今度は「世界で最も速いハイパーカー」がオークションに登場!

続いて、日本は栃木県にある人材派遣会社のアスパークが発表・発売した「世界最速の加速性能」を持つ和製ハイパーカー・アウル(Aspark New Owl)が、海外オークションサイトにて初めて出品されることが明らかとなりました。

世界限定50台のみ販売され、今回世界で一番最初に出品される新型アウルですが、女性車系YouTuberのスーパーカーブロンディが運営するSBXカーズ・オークションでの初出品となり、果たしてどれほどの価格帯にて落札されるのか注目されます。


既に新型アウルが、ユーザー向けに納車されていることすらも知らなかった

こちらが2024年4月18日、SBXカーズオークションにて出品される新型アウル。

本モデルは、4基の電動モーターを搭載することにより、システム総出力1,985hp/最大トルク2,000Nmを発揮し、0-96km/hの加速時間は「世界最速」となる1.7秒を記録し、最高時速は400km/hにまで到達するとのこと。

まさか世界最速の車が、日本の人材派遣会社から登場するとは誰も予想しておらず、しかも既に大阪にもディーラーを構えており、購入希望者を対象に試乗会を開催中。

つまり大阪に行けば、公道を走行するアウルの姿を見ることができるわけですが、果たしてそこまで注目されるほどの価値のある一台なのか?といわれると微妙なところ。

アスパーク社では、過去の車の販売実績はありませんし、何よりも製品としての品質や耐久性、信頼性がどこまで保証されているかもわかりませんから、ピュアEVモデルで大型バッテリー(64kWh)を搭載する以上、燃える危険性も考慮しなければならないため、中々購入するには勇気のいる一台だと思います。

ドア開閉は、ラ・フェラーリやマクラーレンなどにも採用されているディヘドラルドア。

内装はシンプルで、シート表皮は本革ながらもブラックとイエローのデュアルトーンにすることでスポーティさを演出。

メーターやでデジタルミラー、センターインフォテイメントディスプレイなど、この点は特に気になる特徴は無し。

シートフレームはオールカーボンファイバー製で、更にSparco製レーシングハーネスを標準装備。

この車、日本円で5億円以上もするんだぜ?

最後に、本モデルは2024年4月18日よりオークションでの入札が開始される予定ですが、果たしてどれだけの入札額となるのか、新車価格の350万ユーロ(日本円に換算して約5.7億円)を超えて来るのか注目です。

1ページ目:最高時速僅か「24km/h」の世界で最も遅いスーパーカーとなるフェラーリF12が競売に登場!

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Reference:CARSCOOPS➀, Bring A Trailer