日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)の不満ポイント!「オートACCは任意でOFFにできず、販売店でも設定変更不可」「プロパイロットの速度調整」等

(続き)日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)の気になる点や不満ポイントをチェック!

引き続き、日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)の気になる点や、不満ポイントを見ていきましょう。

何気に雨滴感知ワイパーは搭載されていなかった

続いて、エクストレイル(T33)で気になっていたポイントとしては、雨滴感知ワイパーが搭載されていなかったこと。

このクラスで快適装備や質感も高いエクストレイル(T33)ですが、競合モデルには搭載されている雨滴感知ワイパーが搭載されていなかったのは意外でした。

ただ、これはあくまで私の場合ですが、意外と雨の日に乗ることの少なかった車でもあるため、そこまで頻繁的にワイパーを使用することもなく、おまけにガラス全面に超撥水コーティングを施工していたこともあり、ある一定の速度に到達すると水を弾いてくれて、ほとんどワイパー不要だったので「雨滴感知ワイパーが無いと困る」という状況にはありませんでした。

もちろん、ワイパーを利用することも何度かはありましたが、基本的にはワイパーレバーを下側に下ろすのではなく、上側に上げてひと拭きするぐらいでしか活用しなかったので、特に不満は無かったように思います。


コーティングの効果はほぼ半年ほどで消えていた

続いては、エクストレイル(T33)というよりも、いつもお世話になっているキーパーラボさんにて施工していただいたボディコーティング(コーティングメニュー:フレッシュキーパー)の効果について。

これはまだ経過報告ができていなかったので、このタイミングでの報告になってしまい恐縮なのですが、残念ながら保証1年には程遠い、僅か半年ほどでコーティングの効果はほぼ消えてしまいました。

その理由もおそらく、基本的に青空駐車にて保管していたことや、黄砂などによる影響でコーティング膜に砂が”刺さり込んで”しまったことも、コーティング効果の切れを早まらせてしまった可能性も考えられそう。

私はその道のプロではないので、あくまでも実際の経験談でしか語れませんが、納車後半年が経過してのからセルフ洗車では、窓ガラスの超撥水コーティングの方が効果は残っていましたし、ボディ上に残る水滴の粒々は全く無く、水が滴り落ちるときの弾き具合は「ダラ~ン」と垂れるような落ち方だったので、「コーティングして損したな」というのが正直な感想です。

勿体ない部分はあるが、それでも商品力や走り、燃費などは十分満足度は高い

以上が、エクストレイル(T33)の気になるところや不満ポイントになります。

細かいところを見ていくとキリがないため、今回はその中でも気になる部分だったり、周りでも指摘されている部分をメインにピックアップしていきましたが、これだけ内外装のデザインやトリム系の質感は高いのに、どんどん車両本体価格が高くなっていくのも勿体ない感じがするところ。

物流費や材料費の高騰は避けられないにしても、T33が発売された当初に比べて、2025年モデルでは40万円以上も値上げしているため、これから買う組からすると「損した気分」になってしまうかもしれませんね。

商品としての完成度はもちろん高いのですが、価格面を考えると安易におススメできる車でもないため、まずは自分自身で乗って見て体感することが一番重要なのではないかと思います。

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