ダイハツの現行モデル新たに「基準不適合」が発覚→近日中にリコールの可能性も?ジープ・グランドチェロキー/チェロキーなどが燃える恐れアリ?

(続き)最悪の場合、走行安定性を損なって事故に至る恐れアリ

続いては、ジープ・グランドチェロキー/グランドチェロキーLの2車種・計3,200台にリコール。

不具合内容としては、フロントサスペンションにおいて、アッパーコントロールアームとナックルを組付けているボルトの締付作業が不適切なため、ボルトに傷がついているものがあるとのこと。

そのため、ボルトが折損し、前輪を適切に保持できず、最悪の場合、車両の走行安定性を損なって事故に至るおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

対象モデルをチェックしていこう!

気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故や不具合は起きておらず、本国からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数]

[グランドチェロキー]
・3LA-WL20/1C4RJYK60P8765189~1C4RJYK6XP8824023/令和 04 年 12 月 26 日~令和 06 年 03 月 04 日/136台

・3LA-WL20A/1C4RJYN60P8725853~1C4RJYN6XP8868177/令和 04 年 12 月 05 日~令和 06 年 03 月 04 日/237台

・7BA-WL20/1C4PJHKN0N8638776~1C4PJHKNXP8863581/令和 04 年 06 月 26 日~令和 05 年 12 月 19 日/822台

・7LA-WL20A/1C4RJYN64N8500901/令和 04 年 01 月 05 日/1台

[グランドチェロキー]
・7BA-WL36L/1C4RJKJG0N8522132~1C4RJKKGXP8893011/令和 03 年 11 月 30 日~令和 06 年 03 月 04 日/1,337台

・7BA-WL36LA/1C4RJKNG0M8176365~1C4RJKNGXP8874650/令和 03 年 10 月 22 日~令和 05 年 12 月 19 日/667台

改善措置としては、全車両、フロントサスペンション(左右)の当該ボルトを新品に交換するリコール作業を実施するとのことです。


最悪の場合、車両が燃える恐れアリ

続いて、ジープ・チェロキーの1車種・計1,261台にリコール。

不具合内容としては、バックドアのパワーリフトゲートコントロールモジュールの防水設計が不適切なため、雨水等がリヤゲート開口部内を伝わり、当該モジュールの接続端子部に浸入することがあるとのこと。

そのため、接続端子部が短絡し、最悪の場合、車両火災に至るおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

対象モデルをチェックしていこう!

気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故や不具合は起きておらず、本国からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数]

[チェロキー]
・ABA-KL24/1C4PJLGB0EW208906~1C4PJLGBXEW305787/平成 26 年 04 月 12 日~平成 26 年 08 月 10 日/181台

・ABA-KL32/1C4PJMHS0EW213317~1C4PJMHSXEW314915/平成 26 年 04 月 09 日~平成 26 年 08 月 10 日/329台

・ABA-KL32L/1C4PJMFS0EW213286~1C4PJMFSXEW314884/平成 26 年 04 月 04 日~平成 26 年 09 月 04 日/238台

・ABA-KL24/1C4PJLGB0EW208937~1C4PJLGBXEW305935/平成 26 年 07 月 07 日~平成 26 年 10 月 30 日/145台

・ABA-KL24P/1C4PJMGB0FW580611~1C4PJMGBXFW672003/平成 27 年 02 月 18 日~平成 27 年 05 月 07 日/153台

・ABA-KL32/1C4PJMHS0EW280001~1C4PJMHSXEW314901/平成 26 年 07 月 07 日~平成 26 年 10 月 30 日/148台

・ABA-KL32L/1C4PJMFS0EW256719~1C4PJMFSXFW622090/平成 26 年 08 月 10 日~平成 27 年 03 月 20 日/67台

改善措置としては、全車両、パワーリフトゲートコントロールモジュールをバックドア開口部下部から左側上部に移設して防水シートを装着するとのこと。

なおパワーリフトゲートコントロールモジュールのコネクターを点検し、錆がある場合はパワーリフトゲートコントロールモジュール及びコネクターを新品に交換するリコール作業を実施するとのことです。

1ページ目:ダイハツの現行モデル3車種が基準不適合によりリコールの可能性も?

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Reference:Daihatsu国土交通省①