日産の新型セレナ e-POWERルキシオン(C28)のバッテリー交換完了!交換費用は工賃含めて35,000円!内外装での不満や改善要望などもチェック

(続き)日産の新型セレナ e-POWER LUXION(C28)の内外装をインプレッション!

続いて、日産の新型セレナ e-POWER LUXION(C28)が納車されて1年3か月以上経過しての内外装インプレッションを見ていきましょう。

セレナ e-POWER LUXION(C28)は他グレードに比べて特別感が薄い

ここからは、久々にセレナ(C28)の内外装インプレッション。

LUXIONのみ設定されるシルバー加飾のアクセントですが、セレナ(C28)の場合は他グレードに比べて内外装の差別化が思った以上に小さく、足もとのホイールも基本的に16インチタイヤホイールで統一されるため、競合モデルのトヨタ現行ノア(Toyota New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)やホンダ・ステップワゴン(Honda New STEPWGN)のように、上位グレード専用の17インチタイヤホイールの設定が無いのは残念。

先程のヘッドライト周りのガーニッシュ部分以外の差別化ポイントとしては、リアテールゲートにある”LUXION”バッジが設けられていることと、あとはプロパイロット2.0用に装着されたシャークフィンアンテナぐらいでしょか。

2024年秋に発表予定となっている一部改良&e-POWER[e-4ORCE]では、特にホイール意匠の変更だったり、17インチタイヤホイールの採用などもないため、内外装での差別化に関しては保守的なままになるとは思うものの、何れはユーザーの満足度を高める意味でも、もう少し見た目の差別化は有ってほしい所。


内装はもうちょっと頑張ってほしいが、価格帯を考えると仕方ないのかも

内装に関しても同様。

LUXIONグレードのみ、3列7人乗りのシートレイアウトになり、シート表皮は合成皮革でブラックのみの設定になりますが、シートカラーにブラウンやグレーといった他のカラーのラインナップが無いため、そこまでの特別感が無いのはちょっと残念。

しかも2024年の一部改良で新しく追加されるe-POWER[e-4ORCE]では、3列8人乗りではなく3列7人乗りの設定だけとのことで、いわゆるバッテリーやプロペラシャフトの配置・スペースの関係でシートレイアウトが限定されるとのことなので、ユーザーによっては「3列7人乗りしかないのかよ…」と思う方も多いかもしれませんね。

あと、これはさすがに価格面なども考慮すると装備することは難しいかと思いますが、外付けよりもキャプテンシートと一体型のオットマンがあると、乗員の満足度は更に高まるかもしれません。

私のLUXIONでは、以前他に所有していたヴォクシー・ハイブリッドZ・3列7人乗り[2WD]や、ステップワゴンe:HEV SPADA PREMIUM LINE・3列7人乗り[2WD]に、キャプテンシート一体型のオットマンが装備されていたため、仕様合わせのためにディーラーオプションの外付けオットマンを購入しましたが、結果的には「足もとのスペースをとる」「2列目シートの前後スライドがし辛い」「乗降りし辛い」などの不満要素が多かったため、納車後2か月が経過した頃にはオットマンを使用することはありませんでした。

やはり一体型の方が圧倒的にスペースも広く取れて邪魔にならないですし、わざわざ乗員数に併せてオットマンの出し入れをする必要もないのは便利だと思います。

以上、新品のバッテリーに交換してから不満・愚痴メインの記事になってしまいましたが、それでもコンパクトなボディサイズや取り回しの良さ、燃費性能の高さ、デザイン性の良さ含めて満足度としては高いですし、何気に走行距離も11,000km近くまで来ているため、これまで所有してきたミドルサイズミニバンの中では最も距離が伸びているので、「何だかんだ言いながら、自分はやっぱりセレナが好きなんだなぁ」と再確認できた次第です。

1ページ目:新型セレナ(C28)のバッテリー交換完了!私がお世話になっている日産ディーラーでは3台目のバッテリー交換?

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