レクサスLFAの後継(LFAⅡ?)と思わしき開発車両が初スパイショット!日産の新型エクストレイルPHEV (T33)が2025年に北米デビューと報道→アウトランダーPHEVの技術を借りる?

(続き)遂に日産がPHEVモデルを2025年に発表か

続いて、2024年10月9日に三菱のビッグマイナーチェンジ版・新型アウトランダーPHEV (Mitsubishi New Outlander PHEV)が発表されましたが、どうやらこのPHEV技術をベースに、日産の新型エクストレイル (Nissan New X-Trail, T33)にもPHEVが搭載されると報道されています。

厳密には、アメリカ市場向けとしてラインナップされているローグをベースにしたPHEV版とのことですが、2025年に登場し、EVのみでの航続可能距離も更に延伸することが期待されているそうです。


PHEVの技術は、三菱の新型アウトランダーPHEVから借りる可能性が高い?

これは海外カーメディアCar&Driverが報じたもので、アメリカ市場向け及び日産として初めてのプラグインハイブリッド(PHEV)が販売される予定とのことで、詳細については明かされていないものの、三菱アウトランダーPHEVの要素を盛り込むとのこと。

おそらくは、アウトランダーPHEVの排気量2.4L 直列4気筒自然吸気エンジン及び、電気モーターやリチウムイオンバッテリーが搭載される可能性が高いとのことで、内外装はローグのアップデート版になることが期待され、場合によってはEVのみでの航続距離も更に延伸されるのではないか?との期待も。

ちなみに、2024年10月9日に日本向けとしてデビューしたアウトランダーPHEVは、バッテリー容量を約10%増の22.7kWhとしたことで、MグレードのEV航続距離が87km → 106kmに延伸、その他のグレードは83km → 102kmと+20km程度延伸したことで使い勝手を大幅に向上。

更に、走行速度やエンジンなどの状況に応じて自動的に開閉させるグリルシャッターをフロントバンパーグリル内に採用したほか、床下アンダーカバーやリアバンパーの形状を見直すことで空力性能が向上。

この他、走行抵抗の低減やPHEVシステムなどの効率化により、WLTCモード平均燃費ではMグレードが16.6km/L → 17.6km/Lに、その他のグレードは16.2km/L → 17.2km/Lへと向上しているため、無給油での航続距離が大幅に改善されているのも魅力的。

日本向けのエクストレイルPHEVにも期待

こうした三菱のPHEV技術の結集が、将来的にローグにも適用されるともなると、おそらく日本市場向けのエクストレイル (T33)にも採用される可能性が高く、それこそ当ブログにて予想している「シートベンチレーションの搭載」「助手席にもシートポジションメモリー搭載」などの快適装備もアップデートされる可能性が高そう。

なお日産のPHEVモデルについては、以前より中国にてスパイショットされた日産エヴォ・コンセプト・ハイブリッド(Nissan Evo Concept Hybrid)と思わしき開発車両もその筆頭で、こちらが「日産として初めてのPHEVモデル」として市販化されるのでは?と言われてきました。

しかしながら、今回のアメリカでのローグPHEVの情報が先行になると、あとは市販化されるタイミングだけですし、両車ともどのタイミングで先行デビューしても不思議ではないところ。

何れにしてもアメリカ向けローグについては、先程の通りPHEV版の市販化が報道されるだけでなく、2026年にはe-POWERも追加で投じられるとの報道もあるそうで、おそらくエンジンベースは日本のエクストレイル (T33)と同じ排気量1.5L 直列3気筒VCターボエンジンになると予想されます。

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Reference:CARSCOOPS