ここ最近の新型車は「ドライビングプレジャー/走りの楽しさ」よりも「快適性と先進性」を重視している?その点トヨタ新型アルファードは上手く両立しているようだ

(続き)直近の新車・新型車でドライビングプレジャーと快適性・先進性を両立しているモデルはあるか?

引き続き、直近で私が所有している・していた新車・新型車において、ドライビングプレジャーだけでなく、快適性と先進性を上手く両立しているモデルがあるのかを見ていきましょう。

ホンダZR-V e:HEV Z[4WD]

続いては、ホンダのC~DセグメントSUVモデルとなるZR-V e:HEV Z[4WD]。

個人的にはSUVの中で最も居住性や先進装備、そしてシビックSUVと呼ばれるだけあって、運転することの楽しさ・喜びを上手く両立したモデルだと思っていますが、それはあくまでもホンダのラインナップモデルのなかでの話。

これが他の競合メーカーに比べると、Honda SENSINGの精度・技術はトヨタや日産に太刀打ちできるレベルではないと考えていて、特にアダプティブクルーズコントロール[ACC]のブレーキングのタイミングと精度、天候や路面状況に合わせた加速フィールはまだまだ低レベルだと考えています。

デザインに関しては、賛否が大きく分かれるものでもあるため評価が難しいところですし、後席の居住性もSUVというカテゴリーで考えると、フロントノーズが突き出てキャビンが後方へとオフセットされている関係で、フロントも後席の足元は狭いですし、おまけにクーペライクなクロスオーバーになるため天井も低めだと評価しています。

但し、一般道やワインディング、高速道路での走りやハンドリングはワクワクするものがあり、CVTでありながらも低回転域からシフトアップしていくような疑似的なサウンドと技術力・ギミック力の高さも、ドライビングプレジャーを高めてくれている要素になっています。

ちなみに、現行ZR-Vを実際に所有してみての各項目の評価結果は以下の通り。

【ホンダZR-Vの総合評価】

デザイン:★★★☆☆
居住性:★★☆☆☆
安全性・先進性:★★★☆☆
走行性能:★★★★☆
走る楽しさ(ドライビングプレジャー):★★★★☆

総合評価:★★★☆☆(3.2点/5点満点)


トヨタ・アルファード・ガソリンZ[2WD]

そして最後は、トヨタのラージサイズミニバンでお馴染みとなる新型アルファード (Toyota New ALPHARD, 40系)・ガソリンZ[2WD]。

ミドルサイズミニバンに比べてサイズ感や重厚感のあるアルファードですが、そのサイズ感のおかげで安定且つどっしりとした体躯は、一般道や高速道路、そしてワインディングでも充実した走りを提供してくれるだけでなく、車内の居住性や快適性が高いことはもちろんですが、高速域でも静かで揺れを感じさせない安定感から「自然とアルファードのギアが上がってしまう」のも納得できてしまうところ。

もちろん、予防安全装備Toyota Safety Senseは最新技術の+3.0ですし、ドライな路面やウェットな路面であっても、そのときの路面状況に応じて快適な加速・減速を行ってくれるレーダークルーズコントロール性能の高さや安心感はトップレベルだと考えています。

そして肝心のドライビングフィールと走る楽しさ・喜びですが、「ミニバンだから走りの不安定さが顕著」ということは無く、低重心化を図ったレイアウトだからなのか、意外とワインディングでもグイグイ曲がっていける足回りとフレーム剛性の高さには驚かされるばかり。

特に”ヨイショ”しているわけではなく、シンプルに普段使いしていて「ミニバンと感じさせない走り」を実現できているところに、この車の”真”と”芯”の魅力が備わっているのだと考えています。

【トヨタ・アルファードの総合評価】

デザイン:★★★★☆
居住性:★★★★★
安全性・先進性:★★★★☆
走行性能:★★★★☆
走る楽しさ(ドライビングプレジャー):★★★★☆

総合評価:★★★★☆(4.2点/5点満点)

1ページ目:ハッチバックやセダン系でドライビングプレジャーと先進性・快適性を両立しているモデルはあるのだろうか?

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