遂に来た!マツダが東京オートサロンにてMAZDA SPIRIT RACING ROADSTER 12Rを発表!日本限定200台で価格は700万円台…標準車は限定ではなく500万円台
(続き)マツダNDロードスターのハイパフォーマンスモデルについてチェック!
引き続き、マツダNDロードスターのハイパフォーマンスモデルとなるMAZDA SPIRIT RACING ROADSTERの詳細についてチェックしていきましょう。
標準車のMAZDA SPIRIT RACING ROADSTERは台数限定無し
続いては、台数限定ではなく標準にて購入可能なMAZDA SPIRIT RACING ROADSTERを見ていきましょう。
こちらも排気量2.0L 直列4気筒自然吸気エンジンを搭載しますが、最高出力は184psとロードスターRFと同じ。
つまり、200台限定の”12R”との差別化を図る意味で出力を抑えているのだと思われますが、ラジエーターの仕様変更によるエンジンの冷却性を向上させた技術は限定車も標準車も同じ。
足回りにおいては、フロントにブレンボ(Brembo)社製ベンチレーテッドディスク&ブレンボ社製対向4ピストンキャリパー(レッド)を標準装備し、更にリアは大径ブレーキローター&キャリパー(レッド塗装)を採用。
サスペンションやボディ等に関しては、車高調整式ダンパーを採用し、ボディ剛性も向上しているとのこと。
具体的には、ビルシュタイン製車高調整式ダンパーの減衰特性とバネレートを専用セッティングし、トンネルブレースの板厚アップによるボディ剛性向上と合わせて、街中での質感が高い乗り心地とスポーツ走行時の安定性を両立することで、しなやかな動きをするサスペンションを特性を実現しているそうです。
標準車でも車両本体価格は500万円台
続いて足もとのホイールに関しては、スーパー耐久レースのST-Qクラスに参戦中の#12号車に採用しているデザインを踏襲し、TE37をベースとした専用ホイールを新規開発することで、高剛性且つばね下重量軽減を両立しているとのこと。
この他、新規開発エアロパーツを採用しており、こちらもスーパー耐久レースのST-Qクラスへの参戦を通じて得た知見と、風洞実験施設やサーキットでの実車テストを重ね、前後の空力バランス、ダウンフォース、ドラッグを最適化しているそうです。
あと内装においては、待望のアルカンターラ素材が採用されるのも注目トピックス。
これまではタンカラーのナッパレザーシートが定番だったNDロードスターですが、遂に本モデルではスーパー耐久レースのマシンにも採用されているアルカンターラ素材がシートやトリム類に採用されるそうです。
ちなみに、標準車のMAZDA SPIRIT RACING ROADSTERの車両本体価格は、東京オートサロン2025では「500万円台」で販売することを明らかにしていて、先程の特別仕様車12R含め、2025年秋頃より商談・予約などが可能になるとのことです。
1ページ目:日本限定200台となるMAZDA SPIRIT RACING ROADSTER 12Rの仕様がヤバすぎた