2023年1月に「火災の恐れ」で届出された日産セレナ (C26)とエクストレイル (T32)のリコールが「2年経過」しても音沙汰無し→”シレッ”と交換時期を更新

(続き)日産のお粗末なリコール対応について

引き続き、日産セレナ (C26)とエクストレイル (T32)のECOモーターに関するリコールについて見ていきましょう。

火災の恐れが引きずりながら、リコール届出から「最大4年超」も待たなければならないのは恐怖でしかない

先程の通り、2025年2月7日に”シレッ”と更新された内容で最も衝撃的だったのは、当初の届け出から「2年経過」しているにも関わらず、一番最後にリコールが完了するのがセレナ/エクストレイルのPTCヒーター非装着車で「2027年後半頃」と、更に2年先のスケジュールになっているということ。

つまり、2023年1月に届け出されてから対策品に交換されるまでに「最大4年超」かかることを意味するんですね。

冷静に考えて、「火災リスクのある部品が装着されている」ことを知らされてた上で2年が経過し、日産から何のアクションもないままで、おまけに2027年後半まで「火災が起きるかもしれない恐怖」と向き合いながら”最大2年超”待つって怖ろしい話だと思うんですね。


お粗末な対応の中での「注記事項」は何の説得力も無い

そんな状況でありながらも、日産は注記事項として以下のようにまとめていますが、「お手数ですが日産の販売店へご連絡のうえ、お早めに診断を受けてください」と記載する前に早期的に対策品に交換すべきでは?と思います。(ここに来て日産の良くないところが出てきたな…)

注記事項

<お車の不調を感じたら>

アイドリングストップ表⽰灯が点滅、充電警告灯が点灯した場合、もしくは異常(エンジンルームからの異音等)を感じた場合は、お手数ですが日産の販売店へご連絡のうえ、お早めに診断を受けてください。

なお、突然エンストが発生することはなく、事前にアイドリングストップ表示灯が点滅、充電警告灯が点灯します。

万が一、走行中にエンストが発生した場合は、ハザードランプを点滅させて後方車両へ異常を知らせるとともに可能な限り安全な場所へ停車してください。

高速道路上で発生した場合は可能な限り広い路肩や路側帯に停車し、同乗者をガードレールの外側に避難させ、停止表示機材や発炎筒などを車の後方に置き、後方車両に注意を促してから運転者もガードレールの外側に避難し、身の安全を確保してください。

また、MR20DDエンジン搭載車におきましては、ECOモーターのベアリングが破損した状態で使⽤を続けると、破損により内部部品が⼲渉することで⾼温の熱がECOモーターケースの⽳から放出され、整備等で誤って垂れたオイルなど可燃物が周辺部品に付着している場合に、放出された⾼温の熱により発⽕するおそれがあります。

そのため、部品準備をお待ちいただくまでの暫定措置として、熱の影響を防ぐため遮熱カバーを取り付けさせていただいております。

1ページ目:日産は自身のブランド価値を下げるようなお粗末な対応を取っている?

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