「マクラーレンGT BP23」のスピードフォームが公開。製作時間100時間以上、研磨時間は30時間以上

2020-05-26

マクラーレンの最上位モデルに位置する3座シートハイパーカー「F1」の後継モデル「(仮)マクラーレンGT BP23」は、世界限定106台のみ販売されましたが、既に完売済みでオーダーした顧客には、アルミとカーボンファイバにて製作されたスピードフォームと呼ばれるインテリア彫刻(しかも、顧客がオーダーしたオプション設定込)がプレゼントされていることが判明しました。


「(仮)マクラーレンGT BP23」は、アルティメットシリーズ「マクラーレン・セナ」の上位モデルとなり、トラックに焦点を絞った「マクラーレン・セナ」とは異なり、「BP23」はより壮大なツアラーモデルとして登場すると言われています。

インテリアにおいては、「F1」同様にフロント1席、リヤ2席の3座シートタイプで、フロントのドライバーズポジションはセンターに組み込まれています。
そして、最高時速は391km/hになるように設計されるとのことで、これは今まで生産されてきたモデルの中でも最も速いロードカーになるとのこと。

今回公開されているスピードフォームは、現物車両よりもずっと小さく、全長400mm×全幅205mm×全高80mmのサイズ感で、重量は3.6kgとなり、製作時間としてはCNC加工で100時間以上、手作業による研磨時間は30時間以上に及ぶとのこと。

恐らく、こういったスピードフォームも、「BP23」を売却するに当たってセット販売されると思われますが、この個体だけでも相当な値段になることは容易に想像できますね。

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Reference:CARSCOOPS