フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ハリアーの目撃情報続々!エントリーグレードSでも存在感は抜群、気になるリヤウィンカーの目撃情報も!

2022-07-05

いよいよ最終調整に向けて新型ハリアーの開発車両が愛知県内をテスト走行中

2020年6月17日に発表・発売予定となっているトヨタのフルモデルチェンジ版・新型ハリアー(Toyota New Harrier)ですが、SNSを通して続々とこのモデルの目撃情報が展開されています。

前回は愛知県の153号線にて、エントリーグレードSでブラックのボディカラーに身をまとった開発車両が目撃され、その後上位グレードZもしくはZ”Leather Package”でセンシュアルレッドマイカに身をまとった開発車両が目撃されていましたが、今度は愛知県の伊勢湾岸自動車道にて目撃されています(画像を提供頂けたT様には心より感謝申し上げます)。

グレードは、153号線にて目撃された開発車両と同じエントリーグレードSで、ハイマウントストップランプはショートタイプ、ボディカラーはブラックもしくはプレシャスブラックパールのどちらかだと思いますが、その後ろ姿は現行ハリアーとは異なるスタイリッシュさを持ち、ポルシェ・マカン(Porsche Macan)/カイエン(Cayenne)に倣うセンター直結風のLEDストリップテールランプを採用したことにより、更に高級感とグローバルモデルらしい雰囲気を兼ね備えているのではないかと思います。

ちなみにこちらが153号線にて目撃された新型ハリアーの開発車両。

やはりイメージ画像とは異なり、実車(とはいっても写真ですが…)にて見てみるとその存在感やオーラは結構凄いものがありますね。

また目撃者の情報によりますと、走行中にウィンカーが点滅するところも目撃していたそうで、点滅するのはやっぱり”アノ”部分だったそうです。

一体どの部分が点滅するのか、おさらいも兼ねて次のページにてチェックしていきましょう。


新型ハリアーのリヤウィンはーはココが点滅する!

早速リヤウィンカーの点滅ポイントをチェックしていきましょう。

以前より当ブログにてお伝えしている通り、やはりウィンカーの点滅ポイントは、リヤロアバンパーの水平基調となるリフレクター上部が点滅するとのこと。

折角スタイリッシュなリヤテールランプを採用しているだけに、この位置が点滅するのはちょっと残念な気もしますが、これにはちょっとした理由があるようですね。

前回のブログでもお伝えした通り、先日、いつもお世話になっているトヨタディーラーさんのご協力により、トヨタ本社さんに確認していただいたのですが、「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示第137条4の五」に記載される下縁の高さが地上高350mm以上となるように設けなければならないとのことで、これより低い位置になってしまうと保安基準を満たさない恐れがあるわけですが、トヨタはこれを狙って”車高を落とさせない”ようにしているとのこと(つまり改造させない)。

車内のナビゲーションディスプレイやドライブレコーダーとしても兼用できる前後方録画機能付きインナーミラーも同様ですが、トヨタとしては可能な限り社外パーツを使用せず、更にカスタムできないようなモデルを今後ラインナップしていく計画があるようで、今回のリヤウィンカーもそれが目的になっているようですね。

雪国にて使用することも想定して設計している?

とはいえ、それはあくまでもメーカー側の一方的な考えであって、この位置にウィンカーが設けられてしまうと、積雪時に走行すると、どうしても雪がリヤロアバンパーに付着してしまいウィンカーが隠れてしまうのではないか?といった不安もあります。

これでは安全面と周りへの配慮が欠けた装備にも見えてしまいますし、この点については雪国に住む私としても徹底的にインプレッションしていきたいと思います。

なぜ全車標準装備でデュアルマフラーを装備しているのか?

そしてこちらはサイドからにて撮影された新型ハリアー。

足もとのアルミホイールは、シングル5スポークタイプの17インチタイプアルミホイールを装着しているのが確認できますね。

ガソリンモデルなのかハイブリッドモデルなのかはわからないものの、両グレード共通にてマフラーが両サイド1本出しとなるデュアルエキゾーストを全車標準装備するというのは驚きで、しっかりとコストをかける部分とコストをかけない部分にメリハリを付けているのは流石トヨタだと思います。

もしかすると、デュアルエキゾーストを全車標準装備にしているのは、マフラー熱を利用することでリヤウィンカーに付着した雪を溶かし、ウィンカーが見えやすいように配慮している可能性もあるかもしれませんね。

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