何度も完全リークしていたBMW初のピュアEVクロスオーバー新型iX3が世界初公開!キドニーグリルは少し大きめ、製造もメインターゲットも中国に
新型iX3の内外装やスペックをチェックしていこう
①:エクステリアデザイン
改めて新型iX3の外観をチェックしていきましょう。
フロントマスクとしては、現行X3に比べて完全に落ち着いた表情を持ち、しかしキドニーグリルはほんの少しだけ縦長になった印象を受けますが、ロアグリル含めグリルシャッター並みにほぼ閉ざされ、更にはロア部分においても風の抵抗を減らすために改良を加えているため、このあたりはピュアEVモデルらしいデザインへと置き換えられていますね。
②:新型iX3のスペックは?
車高も内燃機関モデルに比べて7.5センチほど低くなっているとのことで、クーペクロスオーバースタイルに近い感じでしょうか。
気になるパワートレインについてですが、デュアルモーターxDriveシステムを搭載することにより、システム総出力282hp/最大トルク400Nmを発揮し、0-100km/hの加速時間は6.8秒にて到達、航続可能距離は460kmにまで到達するとのこと。
なお最高時速については、ピュアEV仕様であるために航続可能距離をできる限り維持するため180km/hにまで制限されているそうです。
充電については、150kWの急速充電を使用すれば、約34分ほどで80%まで回復し、10分の充電であれば約100kmの航続可能距離は得られるとのことですが、果たしてそこまで食指を動かすような一台か?と言われるとちょっと疑問には残りますね。
③:インテリアデザイン
インテリアは非常にシンプル。
従来モデルとそこまで大きな違いは無く、コックピット周りもEV特有の装備は無さそうです。
ダッシュボード上部のディスプレイは10.3インチのワイド仕様となりますが、こちらも特別な装備は特に無し。
シートも至ってシンプルですね。
どういったグレードがラインナップされるかは未だ不明ですが、オプションにて本革シートを設定することは可能だと思われます。
新型iX3のメインターゲット並びに製造国は中国に
なお新型iX3は、BMWブリリアンスオートモーティブの合弁企業によって製造され、中国・瀋陽の工場にて生産がスタートし、中国市場をメインに販売されることになります。
残念ながら、現時点ではアメリカ市場での販売は計画されていないとのことですが、欧州市場や日本市場でも市販化されるかは全く不明とのことです。
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Reference:motor1.com