トヨタ新型ヤリスクロスの受注はかなり順調。やはり上位グレードZに集中するも新型ハリアーと同じ納期遅れの可能性も?

改めて新型ヤリスクロスのグレード別主要装備をおさらいしておこう

ちなみに新型ヤリスクロスのグレード別主要装備内容は以下の通り。

[エントリーグレードX]

・ハロゲンヘッドランプ(LEDのメーカーオプション有)
・リヤテールランプ(LEDのメーカーオプション有)
・電動パーキングブレーキ+オートブレーキホールド機能
・4.2インチマルチインフォメーションディスプレイ機能
・16インチスチールホイール
・手動チルト&テレスコピックステアリング
・ウレタン巻きステアリングホイール
・スマートエントリー&プッシュスタート
・Toyota Safety Sense(クルーズコントロール等)
・セカンダリーコリジョンブレーキ
・ヘッドレスト一体型シート
・四輪ディスクブレーキ(ドラムブレーキは不採用!)
・ヒルスタートアシストコントロール
・6:4分割可倒リアシート
・インストルメントパネル
・マニュアルエアコン
・7インチディスプレイオーディオ(DA)
・車載通信器(DCM)
・2スピーカー

[中間グレードG]

・バックガイドモニター
・スーパーUVカット&赤外線カットガラス(フロント・サイド)
・本革巻きステアリングホイール
・本革巻きセンターシフトノブ
・USBソケット
・6スピーカー
・ヘッドレストセパレートシート
・4:2:4分割可倒式リアシート
・リアセンターアームレスト
・16インチアルミホイール
・8インチディスプレイオーディオ(DA)
・メッキ加飾
・センタークラスター(ピアノブラック加飾付き)
・ヒーターコントロールパネル(メッキ加飾付き)

[上位グレードZ]

・フルLEDヘッドランプ
・フルLEDリアコンビネーションランプ
・アッパーグリル(ピアノブラック仕上げ)
・運転席6way式電動パワーシート
・7インチマルチインフォメーションディスプレイ
・ドアグリップ(ピアノブラック加飾付き)
・18インチアルミホイール
・助手席シートバックポケット
・バニティミラー照明
・シートアンダートレイ
・運転席助手席シートヒーター


ZとGでは装備の充実度と実用度が大きく異なる

先ほどの装備一覧を見ての通り、まずフルLEDヘッドライト&リヤコンビネーションランプが上位グレードZでしか標準装備されていない時点で差別化が凄く、それ以外のグレードはハロゲンでLEDはメーカーオプション扱い。

BセグメントSUVで運転席のみ6way式電動パワーシートを採用するのは素晴らしいことなのですが、これを採用しているのも上位グレードZのみ(シートヒーターも含めて)、そして足元のアルミホイールもZが18インチ標準装備で、それ以外のGとXは16インチ標準装備、17インチは一切ラインナップされずの極端仕様。

私もこの辺りの差別化は十分理解しているものの、もう少し中間グレードと上位グレードとの差別化を小さくするために、17インチアルミホイールを採用するとか、せめて電動パワーシートをメーカーオプション扱いにするとか考えはあるとは思うんですけど、そういったところを一切考慮しないところは色んな意味でトヨタらしいところだと思います(しかも次のマイナーチェンジや一部改良でメーカーオプションの選択幅を広げてくる可能性を準備しているのもイヤらしい)。

トヨタはとにかく商売上手

ちなみに新型ヤリスクロスの見積もりは以下の関連記事でも公開していますが、改めてZグレードへのナチュラルな誘導が上手く、「よく考えられた価格設定だなぁ」と感心するばかり。

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ただ残念ながら、私は新型ヤリスクロスの購入までには至らずで、上位グレードであってもあまりにチープすぎる内装に全く購入意欲を掻き立てることはありませんでしたし、おそらくそういった上質さなどとは異なる方向性にて力を入れているのだと思うんですね(走り・燃費・コスパなど…)。

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そういった見た目ではわからないところでの力の入れ具合については、一度ディーラー協力のもと、試乗車等をお借りしてインプレッションさせていただけたらと思いますが、内装の質感以上に高い魅力があれば、再度購入を検討するのもアリかもしれません。

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